アウトドアで手際よくできると一目置かれるのが、ロープワークだ!|クラシック・ジムニー(JA71C)でアウトドアへ

アウトドアシーンで知っていると便利だし、いろいろ知っていると一目置かれるロープワーク。その方法も、もやい結びや自在結びと、多種に及ぶ。そのなかで「自在結び」の代わりになる金具が、ロープテンショナーだ。今回は、ロープテンショナーを試してみよう。

TEXT & PHOTO:伊倉道男(IKURA Michio)

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最近は多種多様となったロープテンショナー

自在金具、コードストッパーなどとも呼ばれ、昔は “豚の鼻” の愛称で呼ばれていた。最近では目的や使用方法により、ロープテンショナーも多種になってきた。
そこで全種類とはいかないけれど、タープなどを張るロープテンショナーを数種類。ロープフックを1種類を試してみたいと思う。「ちょっと、タープのロープを張ってきてよ」と言われて、「オヨヨ」とアタフタするのもカッコ悪いだろ~。

まずはロープテンショナーの基本。ふたつ目タイプ。付属されているロープテンショナーで一番多いのがこれ。金属製と樹脂製が存在する。昔はたしか豚の鼻と呼んだはず。BMWのキドニーグリル。あれは愛称。豚の鼻ではなくて、腎臓の意味。ふたつ穴タイプ の使い方は単純なのだが、ロープのどこを延ばしてをペグにかけるかは、ワンシーズン過ぎると忘れてしまうこともある。これも再度学習だ。

全種類とはいかないけれど、タープなどを張るロープテンショナーを数種類。ロープフック1種類。
付属されているロープテンショナーで一番多いのが、このふたつ穴タイプ。昔はたしか豚の鼻、と呼んだはず。紅の豚、ではない。

ちょっと複雑な形のタートルタイプ。糸巻きタイプと呼ぶのがよさそうだ。
ガイロープは、切って使う、はあまりしたくない。できるだけ長く残すことが重要なのである。そこで余ったガイロープを巻いておく。巻きつけておくとさらに緩み防止にもつながる。

タートルタイプのロープテンショナー。糸巻きの用に巻き付けてさらに固定力をアップ。

釜飯で、カンタン豪華なキャンプ飯!

今日はダッチオーブンで釜飯と具沢山のお味噌汁を簡単に。アクセントには貝の缶詰。これを小型のダッチオーブンでやってみたい。

簡単に済ませるために、丸善食品の[たきこみごはんのもと]シリーズを用意。こちらはどれも具沢山。フリーズドライの[野菜たっぷりみそ汁の具]。約50杯分。具をたっぷりと入れて、チューブタイプの赤出しの味噌。このチューブタイプはアウトドアにぴったりだ。

バーナーはガソリン。みそ汁用には銅製のシェラカップ。たきこみごはんのもとシリーズは基本は3合炊きである。ソロには少し多すぎる。だが、調味液を100cc減らすと2合炊きに変更ができる。その後、通常の2合炊きのところまで水を加えるのだが、ダッチオーブンに目盛りはない。目分量で約200ccほど水を足す。

美味しそうにできあがり!
季節の変わり目、先取りして夏の地方へ行くのも良し。また、過去を求めて、標高の高いところや北へ向かうもまた良し。それではまた来週お目にかかりたいと思います。

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著者プロフィール

伊倉 道男 近影

伊倉 道男

フォトグラファー。国学院大学法学部法律学科卒。アパレル会社にて総務人事、営業を経験。その後、但馬 治…