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従来品クロスクライメート＋と比べて雪上でのブレーキング性能で7%、ウエット路面でのブレーキング性能で6%、ドライ路面でのブレーキング性能で5%向上
「クロスクライメート2」は、夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ・ウエット時のブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行も可能にした全天候型タイヤで、ミシュラン・クロスクライメートシリーズに追加される新製品。
近年、年間を通じて突然の豪雨や降雪に見舞われることが増え、毎日の通勤や通学、またレジャーでのクルマ移動では、さまざまな路面環境に遭遇する。このような路面状況において、ドライ時はもちろん、ウエット時や突然の降雪でも安全に走行できる性能を持つタイヤが求められている。
「クロスクライメート2」は、全天候型タイヤに求められる諸性能を高い水準で満たし好評を得ている従来品、クロスクライメート＋から、さらに性能向上が図られている。新開発のコンパウンドや新デザインのトレッドパターンを採用し、細部にわたって最新の技術を投入することで相反する諸性能に対応。これにより、安全性に加えて経済性のさらなる向上が可能となり、ユーザーのニーズに応えるかたちで季節を問わない優れた機能性と利便性を提供する。
具体的に従来品であるクロスクライメート＋と比べると、雪上でのブレーキング性能で7%、ウエット路面でのブレーキング性能で6%、ドライ路面でのブレーキング性能で5%向上。さらに初期の高い性能を長期間にわたって維持する性能維持力も備わっている。採用された技術は以下のとおり。
「サーマル・アダプティブ・コンパウンド」
新開発のトレッドコンパウンドを採用。ドライ・ウエット、雪上路面など、刻々と変化する路面状況に幅広く対応し、一年を通して安全性に寄与する。
「新Vシェイプトレッドパターン」
センター部からショルダー部にかけて、溝面積が広くなる新設計。従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンが、排水・排雪性能に貢献し、ウエット、雪上路面で高いパフォーマンスを発揮。
「ブイランプ エッジ（V-Ramp Edge）」
エッジに部に施された面取り加工により、ブロックの倒れこみを防止。接地面が最大化されドライ路面での高い制動力を発揮。
「エルイーブイ サイプ（LEVサイプ）」
ブロック同士がお互いに支えあい倒れこみを抑制。夏・冬路面に効果的なグリップを発揮するとともに、耐摩耗性と転がり抵抗低減に寄与。
「ピー エッジ（P-Edge）」
摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現。効率的に排水、排雪しながらエッジ効果により摩耗時におけるウエット・雪上性能が向上。
「トレッドウェアサイン」
スリップサインに対し摩耗度が3段階（25%・50%・75%）でわかる新デザイン。なお、道路運送車両法に基づくスリップサインは別途設置されている（ミシュランマンによるマーキング）。
「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」
国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合。「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」と「M+S」が刻印され、冬用タイヤ規制時でもチェーン装着が不要（全車チェーン規制の時にはスタッドレスタイヤを含めて、すべてのタイヤでチェーン装着が必要）。
路面適合表
「ミシュラン・クロスクライメート2」サイズラインナップ
●日本ミシュランタイヤ公式サイト「クロスクライメートシリーズ」