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新しいタイヤを購入せずに、いま使っているタイヤを長持ちさせる
タイヤのローテーションは、いま履いているタイヤの位置を入れ替えることによって、タイヤ寿命を少しでも伸ばすために行うこと。
ゴムで出来ているクルマのタイヤは、どんなクルマでもあっても少しずつ摩耗していく消耗品。トレッドがツルツルになってしまったタイヤは、タイヤ本来の性能を損なうだけでなく、危険なトラブルに見舞われる場合もある。そんなトラブルを防ぎ、長く履き続けるためのメンテナンスがローテーションである。
タイヤの摩耗が顕著なのは、フロントタイヤのショルダー部分、リアタイヤはセンター部分が早く減っていく傾向にある。また、駆動方式やタイヤのインチアップ&ローダウンしているかによっても変わってくる。特にアライメントが狂っていると、タイヤが不均一に摩耗していく「偏摩耗」が起きる場合も。4本のタイヤを均等に摩耗するようにしておけば、少しでもタイヤ寿命を伸ばせるのだ。
駆動方式によってローテーション方法が異なる
実際にタイヤをローテーションする場合、クルマの駆動方式によって変更する位置が変わってくる。下のイラストの通り、FFかFRか、それとも4WDなのか? タイヤの方向性が決まっている場合によっても異なるので、それぞれのルールに従って行いたい。またローテーションを行う時期に関しては、走行環境によっても異なるが、走行距離5000km、もしくは12ヶ月点検のタイミングなどで行うのがオススメ。とはいえ、実際にタイヤの状況をチェックして行いたい。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]