渾身のデロリアンとPC画面を合成して作品化 カメラマンPAPANの魅せプラモ部 第7回

どこまでがプラモ!? デロリアンのこんな魅せ方もアリでしょ【連載・ #魅せプラモ部 vol.7】

スタイルワゴンをはじめ多くのクルマ雑誌で活躍する大阪在住のプロカメラマン、PAPAN(パパン)が新型コロナ禍、自粛期間中にハマったプラモデル。放置車両の撮影をライフワークとしている彼が作り上げる世界は、リアルなプラモとリアル風景の融合! 今回は第七回です。

PC画面を背景に合成!

こんにちは、魅せプラモを作り出す前に、YouTubeチャンネル「SATAbuilder’s」にドハマりしちゃってる担当シモダです。久しぶりのプラモネタは、PAPAN部長が「う〜ん、ネタにならんでしょ」と言ってたネタを紹介します(笑)。昭和生まれの方はご存じの映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンとして使われたデロリアン社のDMC-12ですね。昨年、公開35周年記念で4Kニューマスター版が映画館で公開されていたりと、懐かしいながらもタイムリーです。そのデロリアンがイエローキャブとなり現代のNYの街中を飛ぶ。何とも意味不明な世界観ですが、この背景はホンモノではないんですね。今回はPC画面に映し出した背景の前にプラモを浮かせて撮影するという、リアルでも合成でもない、これこそ意味不明な作品撮りの方法です。でもこれって考え方次第では、撮りたい背景を簡単に作れる便利なアイデアですよね。新型コロナ渦で思うように外出できない中で言うと、これはアリです。魅せプラモのニューノーマルということで。

撮影手法はさておいて、プラモのクオリティは相変わらずハイレベルです。錆びてる上に、ちょっと焦げてるから、数回タイムスリップしてるんでしょう。行灯の「NOTHIN’SPECIAL」は日本人がNYで手掛けている服飾ブランド。こういうとこ、部長はセンスいいですね。
アナログ!!!!!と突っ込まざるを得ない撮影方法。吊り下げるための銅線をもう少し考えたら、もっと違和感なく、うまく魅せられそうです。
ボンネットやホイールのサビ、バンパーのヤレ具合が絶妙です。映画の舞台、1985 年からすると35年後。リアルにこんな感じになりそうです。
作品は「#魅せプラモ部」のタグを付けてTwitterやInstagramに投稿して頂ければ、誌面や本サイトにて掲載する可能性あり! 読者の皆さまのみならず、業界関係者の方もお待ちしております!

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