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パーツを見せるデモカーじゃなく、プロが楽しんで作った極上ショーカー
コンプリートカー販売を手掛けるプロショップであり、オリジナルブランド「TSDスタイリング」でパーツ展開もするティースタイルオートセールス。センス抜群のショーカーは、様々なシーンでインパクトを与え続けてきた。そのTSDスタイリングが次なるショーカーとして仕上げたのは日産・NV200。自社パーツを売るためではなく、代表長谷川氏がやりたいカスタムを実現したクルマ。まさにショーカーだ。
NV200はタクシーとしても使われるなど、北米ではメジャーな存在。現地では、ノーマル車高のままメッキホイールを入れてサラッと乗るようなカスタムが人気。今回はそんなスタイルに、TSDスタイリング流のアレンジを加えたものだ。ヘッドライト、フロントグリル、フロントバンパーはUS純正風。この手のバンカスタムは黒バンパーが多いが、差別化を図るべくボディ同色。圧巻はホイールだ。NV200は4穴PCD114.3といういまでは超マイナーな設定で、ホイールの選択肢が極端に乏しい。長谷川氏が選んだのは、昔一世を風靡したボイド。エッジーな3スポークは、今見るととても新鮮だ。内装カスタムもまた強烈。暖かみのある木材をふんだんに使い、アンティークなレザーと組み合わせたレトロな雰囲気は、たまらなく渋い。
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STYLEWAGON（スタイルワゴン）2024年1月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
