ワイルド感も大口径感も備えた1ピースホイール
オフ系ホイールデザインの王道は、リムを厚くしてスポークは短く骨太に、という構成。ストリート系ホイールではそれが逆で、リムは極力薄くしてスポークは細く足長に、が一般的には定番となる。そんな相反するふたつの理論をひとつのホイールの中で両立させた革新的モデルが誕生した。レオウィングのクロスヴェイル。ビードロック調なリムと足長スポークとを合わせ持つ、まさにオン／オフ両用の1ピースだ。
オフロードスタイルとの相性に配慮したリムフランジは、ドリルドピアスと深い台形の切り欠きとを連ねたビードロックタイプデザイン。ゴツッと感をダイレクトにアピールしたその造形は実にタフでワイルドだ。
一方のフェイスは、伸びやかさに満ちた10本スポーク構成。スポーク間に生まれる開口を立体的なリブ形状でトレースしているのが個性的で、これによってスポーク先端がブロックを突き抜けたようなリムオーバー感も獲得。強烈なコンケイブフォルムでもあり、その足長感は満点だ。
このリムとフェイスとの間に深い溝を配置し、リムとフェイスを別体のように見せているのもポイント。それぞれが独立しているからこそ、リムのオフロード感、フェイスのアーバン感のそれぞれがお互いに邪魔をせず、良さが引き立ち合うのだ。
マットブラックなら精悍さが際立ち、オフロード感が盛り上がる。どんなシーンにも映える色味だ。
【TRYALPHA（トライアルファ）・Leowing XR Vale（レオウィング クロス ヴェイル）】
| SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | PRICE |
| 16×5.5J | 20 | 5 | 139.7 | 3万8500円 |
| COLOR：マットブラック |
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HYPER REV（ハイパーレブ） Vol.274 スズキ・ジムニー＆ジムニーシエラ No.13より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
