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自動車部品メーカーの技術を生かした逸品【Genb】
200ハイエースやNV350キャラバンの足まわりや剛性パーツを開発する、「ゲンブ」ブランドでおなじみのムーンフェイス。最近はカスタマイズのベースとして最高の素材である、ジムニー用のパーツ開発に着手。すでにリフトアップによって突っ張ってしまうスタビライザーの角度を補正するショートスタビリンク、スタビライザーの角度不良を簡易的に補正するスタビジャーナルオフセットスペーサーなどのアイテムをリリースしており、走りに不満を感じているユーザーに愛用されている。
今回は5月上旬に発売を予定している、ムーンフェイスの最新アイテムをスクープ! 前後の足まわりに装着された黒いバー形状の部品こそ、今回の目玉となるモーションコントロールビーム。自動車部品を開発するアイシンの技術を活用したアイテムで、単に左右の足の橋渡しをしてボディ剛性を高めるブレースタイプではない。内部に皿バネが入っているダンパーのような構造で、かなり強いトルクをかけても走行時に縮む量は0.1〜0.2ミリ程度とごくわずか。すなわち一定の力が加わるとそれを吸収する機能を備え、ふらつき防止に効果を発揮する。ジムニーは車高が高いため、高速道路の走行時に横風の影響を受けて直進安定性の弱さが気になる。モーションコントロールビームを装着することで走りが安定し、アクセルベタ踏みで巡航しても怖くない。もちろん街乗りでも段差の継ぎ目を越えた時の収まりが良く、乗り心地を大きく改善。今回は自身も普段からジムニーに乗る愛知のプロショップ、スリーピースの原さんがインプレッション。
「コーナリング時の剛性が高く感じますね。助手席に座った人の頭の揺れが少なくなったので分かりやすい。遠心力で体は傾きますが、クルマ自体の傾きは抑えられている。ハンドリングも地面に食らいついている感じがして、もっとハンドルを切っても大丈夫という安心感が得られますね」。
排気抵抗を抑えてパワーダウンを解消するスーパーキャタライザー
排ガスをクリーンにするために必要な触媒だが、パワーダウンやパワーロスの原因になる。しかし触媒を外すと車検に通らない。そこで密度が粗い高効率のセルを採用したスポーツキャタライザーに交換するのがオススメ。
ステアリングドラッグロッドをベストな角度に補正する「ステアリングドラッグロッドエンド」
■価格:1万5400円 ■適合:JB64ジムニー、JB74シエラ
■対応リフト量:20〜40㎜
▷ジムニーの魅力を100%引き出す! 最新カスタムパーツコレクション まとめはこちら
HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.277 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.14より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]