足し算でなく引き算志向で製作したヴェルファイアが斬新!【新型アルファード&ヴェルファイア カスタムファイル2024 #005】

【エム・コンフィデンス・ヴェルファイア】漆黒コーデで具現化した、圧倒的なラグジュアリー感

・被せ式のパネルを駆使してメッキ部分を〝黒化〟
・灯火類の一部にはスモークフィルムを貼り付け
・ホイール選びはインセットにこだわった21インチ

分かる人には分かるマニアックなテクニックを導入

トータルコーディネイトが得意で、「普通の人が普通に乗れるクルマ作り」をテーマに掲げるM・CONFIDENCE(エム・コンフィデンス)。基本的にプラスしない、大きなモノはつけない、キャンバーも大きくつけない……という方針の下、シンプルなレクソン製エアロを採用し、余計と判断したメッキ部をブラックアウト。なるほど、足し算でなく引き算志向で製作していることがわかる。

ではどうやって〝引いた〟のか。顔面を筆頭にメッキ部が多いベース車だが、当車は被せ式のパネルを駆使して〝黒化〟。アンダーグリル横のL字型の部分もパネルを探し出し黒化したのだ。リアまわりも同様にパネルを駆使して明るいメッキを排除。そのうえで灯火類の一部にスモークフィルムを貼り、メッキを“減らして”いったのだ。

ホイールを筆頭とした足元にも注目。「21インチの10Jは入らない」というのが通説だが、入っているではないか。しかも、エアサスを導入したとはいえ、特殊なアーム類は一切使わずに、である。サイズ、インセットまで細かくこだわったホイールセレクト、キャンバー(Jラインのキャンバーボルト装着)まで緻密に調整することで、このスタイルが完成した。見栄えするうえに、普段も当たり前に使える。エム・コンフィデンスにはそんな40を作るノウハウがある。

SPECIFICATION[エム・コンフィデンス ヴェルファイア]
■エアロ:フロント/サイド/リア/リアウイング=レクソン、フロントグリル/リアゲートスポイラー=エムズスピード、各部カラードカバー装着/他
■その他:シーケンシャルスモークドアミラー、ヘッドライト&テール&リフレクター他=スモークフィルム、エンブレムスムージング/他
■エアサス:エアフォース
■ホイール:ワーク:ジーストSTX(21×10.0J+25)
■タイヤ:トーヨー(255/35)

新型アルファード&ヴェルファイア カスタムファイル2024 まとめはこちら

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年5月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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