車幅を狭くした『シエラ』のメリットって? テーブルにも変身するデッキも便利!!

【スズキ・ジムニー最新カスタマイズ #007/APIO】

取り回し良く走り抜けるコンパクトなナローシエラ

まるでJB64ジムニーかと見間違ってしまいそうな、アピオのJB74ジムニーシエラ。それもそのはず、このデモカーはオーバーフェンダーを交換し片側3センチ、全幅にして6センチも細く、薄くなっている。そもそもJB64ジムニーよりもひとまわり大きいジムニーシエラ。両者を比較すると全長が155㎜、全幅が170㎜シエラの方がサイズアップしているのだが、それを敢えて細くしたのはなぜか? 答えは「日本の道路事情」にある。日本の道、特に住宅街の裏道や林道はかなりタイトな場所が多い。そこでの走破性や取り回しを考えれば、ワイドな車幅より細いボディの方が有利、というわけだ。

「JB43からJB74になった時に全幅はかなり広がりました。それによって確かにワイドでかっこ良くなったと思います。ただその結果、林道ユースの方にとっては幅が広くなり過ぎてしまって藪に引っ掛けたり切り返しが難しくなったという声が上がったのも事実なんです。そこでシエラのホーシングの長さを生かしつつ、日本の林道や裏道、街中の細い道でも苦労なく走れるスタイリングに仕上げたのが、このナローシエラなんです」。

林道だけでなく、目的地に向かう道程の運転も快適に、楽しくというのがアピオの基本コンセプト。ほどほどのリフトアップで走行性能を維持しつつ、小回りの効くコンパクトなボディで街中も林道も思うがままに走り抜ける。ナローシエラはそんなアピオの原点に回帰したひとつの提案というわけだ。

SPECIFICATION
■54シフトノブ ポリマー(ブラック) 9900円
■アルミトランスファーノブ 8250円
■ナッパレザーサイドブレーキグリップカバー 8800円
■アルミMTペダルセット 1万4630円
■アルミMTフットレスト 1万5400円
■3Dトレイマット(前後セット) 2万4200円
■ウェビンググリップカバー 4620円
■フリップアップドリンクホルダー 5500円
■タクティカルシートバックカバー 1万9800円
■タクティカルハーフシートカバー 8580円
■ヘッドレストモールカバー 5390円
■ハーフラゲッジマット 5390円
■荷室フラットデッキ 2万9700円
■リアゲートモールシステム 6820円
■プラグインラゲッジストッパー 7590円
■ペリカンイージークリックモールパネルキット 2万4200円
■マグチャージスマートフォンホルダー 9020円
■バッテリーチェッカー&スパイラルケーブル 4950円

まるで初代Gクラス! バンパーとグリルの隙間がポイント!? マッドロンの『ジムニーシエラ』専用フェイスチェンジキットはリアル感がすごい!!

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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.284 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ&ジムニーノマド No.16より

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