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ターボ交換、ECU書き換え、吸排気系から足まわりまで
JB64ジムニーに対してブリッツが提案するのは「走りの爽快感」のさらなる向上。それもそのはず、乗用車区分のジムニーシエラならいざ知らず、軽自動車のジムニーは重いラダーフレームのボディに660㏄エンジンを積んでいる。そのため「もうちょっと走りを良くしたい」という声が多く届いているという。
そこでブリッツが出した答えが、純正からのターボ交換、スロコン+パワーアップのパワスロ、ECUの書き換えという3つのプランだ。これらの凄いところは、各メニュー単体でも効果があるという点。そして、組み合わせればより大きな効果が期待できる、という事にある。もちろん、始めるのはどこからだってかまわない。ひとつ導入したけれども、もう少し良くしたいから、もうひとつ、というステップアップも可能なのだ。例えば、ターボを交換したから次は手軽にパワスロを付けようか、いやいやパワー・トルクもともに最上級を目指したいからチューニングECUの組み合わせで、など発展していく楽しみも味わえる。ちなみに、後者の組み合わせはシャーシダイナモでの計測ではあるが、その効果はなんと「最大出力約30PS、最大トルク約15Nmアップ」という結果を出している。「欲しかったあとひと伸び」が十二分手に入るスペックと言って良いだろう。
また、さらに走りを極めていきたいと望むなら、吸排気系のアイテムや足回り、補強パーツもある。特にエキゾーストシステムやリフトアップ車高調などは、走りをよくするだけでなくスタイルアップにも大きく貢献してくれるスグレモノだ。
純正と交換するだけで出力アップに効果大なボルトオンターボキット
純正でターボ車とはいえ、「JB64は、やっぱり走りが物足りない」と感じたらおすすめは「ボルトオンターボシステム」。内蔵されたタービンブレードを大型化したハイフローターボと呼ばれるモデルで、純正と交換するだけでも出力・馬力のアップが見込める。純正コンピューターのままでも取り付けできるというのが優れた点だが、より効果を高めたいならば、ブリッツのチューニングECUとの組み合わせ(27万5000円)がおすすめ。もはや純正とは別物の走りへと生まれ変わるはずだ。



手軽にパワーアップを図るならパワスロでキマり

■価格:7万400円■仕様:コントローラー、スロコンユニット、パワーユニット、車種別専用ハーネス

■仕様:パイプ径50φ×2・出口テール径114.3φ
■オプション:フォージトカーボン(4万6200円×2)



■価格:22万円 ■上げ幅:フロント+40㎜・リア−5〜+35㎜ ■仕様:減衰力32段調整・全長調整式




■価格:オープン ■仕様:新型レーザー式&レーザー式移動オービス対応

■価格:5万5000円 ■仕様:スピードリミッター変更、ブーストアップ、トルクマップ、燃料マップ他の適正化
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.284 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ&ジムニーノマド No.16より
