『サゲエースの作り方』タイヤとホイールはストリート系、車高は限界までローダウン!? 威風堂々&映えまくり

【200系ハイエースカスタムガイド #002】
オフ系スタイルが流行りな現在でも、ハイエースカスタムの主役であり王道であるのはやっぱりロー&ワイドなサゲ系スタイリング。軽く落とせばスポーティさを加速させられるし、ガツンと落とした威風堂々のスラムド仕様もハイエースの車格があるからこそなおさら有効だ。そんなサゲ系ハイエースで重要となるのも、やっぱり足まわりの3種の神器だ。

タイヤは215/60R17&ホイールは17×7J+38!!

200系ハイエースでローダウン&スポーティスタイルを狙うには、ホイールサイズは17×7J+38、タイヤサイズは215/60R17が一般的。18×8J+38というサイズも選択肢には入ってくるのだが、その場合はオーバーフェンダーを装着するなどプラスアルファの要素が必要になる場合が多い。またこの推奨サイズもローダウン量やキャンバー角などさまざまな要因で変わってくるため、マッチングに精通したプロショップなどでじっくりと相談しながらベストなマッチングサイズを見つけていく方法が正解だろう。

ホイールデザインで最近支持を集めているのは、躍動感と高級感を同時に高められるメッシュ系のモデル。スポーツ路線ではやはり凛としたスポークデザインが人気で、大口径感を得られるリムオーバースポーク形状や、ロワードフォルムとの相性が高いディープリムモデルなどもオススメ。カラーに関してはブラック系がトレンドの中心だ。

タイヤに関しても、オフ系でないとしてもホワイトレター仕様はやはり人気。また商用車だからと乗り心地をあきらめるのではなく、銘柄次第では乗用車なみの快適さを得られるモデルも最近は多い。ローダウンなので偏平は薄くなるが、空気圧を工夫するなどの対処も必要だ。

そしてサゲ系ハイエースを作るうえで最も大きな鍵を握るのは足まわり。トーションバー調整やダウンブロック、車高調、エアサスなどローダウンを実現するための手法はさまざまだが、それぞれにメリット、デメリットが存在するのも事実。最終的にどんな使い方をするのかを想像しながら、それに見合った落とし方を模索するのが賢い方法だ。またいずれの手法を取るにせよ、ふだん使いすることを前提にした車高を狙うのが何よりのオススメ。魅せヂカラとふだん使いを両立できるエアサスやハイドロは高価だけど有効だ。

200系ハイエースカスタムガイド まとめはこちら

サゲを極める3種の神器!! その❶・LT規格対応タイヤ

サゲを極める3種の神器!! その❷・躍動感あるホイール

サゲを極める3種の神器!! その❸・スタイルをキメる足まわり

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STYLE RV(スタイルRV) Vol.183 トヨタ ハイエース No.40より

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