ソルテラの姉妹車【TOYOTA・bZ4X】の走りはどうなの? ソルテラと同じ、山岳道路で試乗してみた!

ソルテラは4WD、bZ4Xは2WDに乗ってみた! フロントモーターのみの2WDは、フットワークがかなり軽快!|新車レビュー|試乗インプレッション

ソルテラの姉妹車であるTOYOTA・bZ4X。今回、ソルテラとbZ4Xの乗り比べができるという、試乗会におじゃましてきた。4WDに乗ったソルテラたいし、bZ4Xは2WD。その違いは?

KINTO専用となるトヨタ初の量産EV! まずはリースで体感を!

TOYOTA bZ4X(トヨタ bZ4X) 

トヨタ初の量産EEVであるbZ4Xは、あえて先進的なイメージを強く押し出さず、内燃機関車などと同じように普通に乗られることを主眼に置いたという。 

今回試乗したbZ4Xは2WDで、ソルテラの4WDと乗り比べることになった。2WDは、リアモーターを備えずフロントモーターのみになるが、最大トルクの266Nmが発進と同時に得られるだけあって山道でも頼もしい。ソルテラの4WDと比べると、後ろから押されるような加速感はないものの、足まわりは比較的ソフトで、低速域の上下動も抑えられている。静粛性も高くロードノイズが若干伝わってくる程度で、トヨタに期待される快適性は、十分に担保されている。また4WDと比べると、車重が90㎏軽いだけあってフットワーク自体は軽快だが、コーナーでの姿勢は安定志向のアンダーステアで、ハンドリングを楽しむ味付けではない印象だ。

トヨタは、ユーザーがバッテリーの寿命やリセールへの不安を抱かないように一般向けの販売はサブスクの「KINTO」のみのリース専用車とした。最長10年の契約になり、5年目以降は中途解約金も掛からない。77万円の申込金が必要になるが、CEV補助金のみ適用で4年目までは月額8万8220円で、5年目以降は徐々に安くなる仕組みだ。地方自治体の補助金もあれば併用できるため、積極的に活用したいところだ。料金には自動車税や自動車保険、車検代、バッテリー保証(交換費用も含む)、消耗品、コネクティッドサービスの料金などもすべて含む明朗会計になっている。

SPECIFICATION
グレード名●Z
全長×全幅×全高(㎜)●4690×1860×1650
室内長×室内幅×室内高(㎜)●1940×1515×1160
WLTCモード交流電力量消費率(Wh/㎞)●128(2WD)
モーター種類・定格出力[kW]●交流同期電動機・73.0
最高出力[kW(㎰)]●150 (203.9)
最大トルク[Nm(kgf・m)]●266(27.1)
乗車定員(名)●5
タイヤサイズ●235/60R18
価格●600万円(2WD)

ソルテラの試乗記はこちらから

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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