マグナ:トヨタ・タンドラがサラウンドビューシステムを採用、量産開始

3 次元での全方位映像の有益性を可能にするマグナの次世代カメラと電子制御ユニットが、トヨタ・タンドラ2022年モデル(フルモデルチェンジ)に採用され、量産開始した。
(PHOTO:TOYOTA)

同モデルには、5台のカメラと高度電子制御ユニットを含むマグナのフルサラウンドビューシステムが装備され、車両の周囲を高解像度で監視し、さまざまな状況でドライバーを支援する。カメラからのデータがシステムへ読み込まれると、起動時に車両とその周辺環境をシームレスに融合し「フライアラウンド」3D画像を表示。この機能により、ドライバーは周囲の全体像を把握し、より安心して車両を操縦することができる。

マグナの高度なトレーラーアシストおよびオフロード機能も、システムに初めて組み込まれた。同機能には、次のものが含まれる。

トレーラーアシスト:ドライバーがトレーラーを目的の場所に戻すのに役立つ半自動化された機能。狭いスペースでバックする際に特に役立つ。
・ トレーラーの連結部分の自動カメラキャリブレーション:一回で設定が簡単に可能で、さまざまなトレーラーを迅速に交換できる。
・ マルチテレインビュー:ドライバーが俯瞰映像、前方、サイド、背面の映像を切り替え、カスタマイズできる。さまざまな角度からの視認性を向上させる。
・ シースルーボンネット:ドライバーはボンネット下を確認することができ、オフロード時にドライバーをサポート、岩やその他障害物を回避できる。

マグナエレクトロニクスのシニアバイスプレジデントであるSharath Reddy氏は「トラックやトレーラーユーザーに、より高いレベルの快適性、安全性、安心感を提供する、最先端のビジョンシステムを提供できることに誇りに思います」「けん引作業は難しい作業になり得るため、この直感的なシステムにより、ユーザーは、運搬するものが何であれ、車両をより安全に、より自信を持って操縦できるようになります」と述べた。

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