本プロジェクトにおいて大府市とデンソーは、スマートフォンで運転をスコアリングし安全運転意識を高めるアプリケーション「yuriCargo」で収集した運転データを活用し、交通安全総点検とその対策、高齢ドライバーの運転寿命の延伸に取り組む。
・「交通安全総点検プロジェクト」では、市民や団体、企業と協働によって集めた運転データを活用し、潜在的な危険箇所を特定し、生活道路や通学路の総点検を行う。運転データを活用した交通安全対策に取り組み、生活道路の交通安全性の向上を目指す。
・「高齢ドライバーの運転寿命延伸プロジェクト」では、高齢ドライバーの運転データから運転傾向を分析し、大府市がこれまでに行ってきた、国立長寿医療研究センターが開発したVRによる運転技能検査や、自動車学校での安全運転講習「プラチナ運転講習」といった先進的な取り組みとあわせて、高齢ドライバーの運転技能の維持・向上を目指す。
なお、一定の期間安全運転意識の高い運転をしたドライバーには、大府市内の賛同したコメダ珈琲店舗にて、ドリンクを注文した際のミニソフトクリームなどの追加サービスが予定されている*1。
1. 交通安全総点検プロジェクト
■ 目的:地域全体の安全運転意識の向上とデータに基づいた潜在的な危険箇所の把握及び対策実施
■ 対象:大府市内を運転する機会があり、スマートフォンを所有している方
■ 期間:2022年5月17日~2023年3月31日
■ 内容:
スマートフォンで運転をスコアリングし安全運転意識を高めるアプリケーション「yuriCargo」で収集した運転データを活用・分析し、急加減速、交差点通過速度などを統計化し、生活道路の危険箇所を特定する。
・参加者は、自分では気づきにくい危険につながる運転の癖を「yuriCargo」から確認し、安全運転意識を高めることができる。
・大府市は、生活道路の運転データを活用し、交通安全対策に取り組む。
■参加方法:
スマートフォンに「yuriCargo」をインストール
アプリケーション内でアカウント登録後、マイページから「大府市」プロジェクトに「参加する」をタップ
スマートフォンを携行し交通安全を意識した運転を実施