狭所作業の新解|超小旋回ミニバックホーの秘密[クボタのRX-406E][自動車業界60秒ブリーフィング]

建設現場で見かける「ミニバックホー」は、小型の掘削機であり、建設機械のカテゴリーに属する。総合建機メーカー、ショベルメーカー、小型建設機械専門メーカーという3つのメーカータイプが存在する。クボタの「U-17-3α」や「RX-406E」は、特に狭い場所での作業に適した「超小旋回タイプ」に分類される。

ミニバックホーの構造は、上部旋回体、下部走行体、フロントアタッチメントから成る。操作は油圧に依存し、エンジンが油圧ポンプを駆動して動きをコントロールする。クボタのRX-406Eは、作業環境に応じて油圧コントロールが可能であり、さらに運転席からの操作性も高い。

この機種のエンジンは、水冷3気筒1.647リッター・ディーゼルエンジンで、燃料フィルターやエアクリーナーなど、一般的な自動車と類似の部品を備えている。安全性にも配慮されており、運転席からの操作レバーは安全バーによってロックが可能である。

より詳細を読む→【働くクルマを解剖する①】「ミニバックホー」とは?|建設現場や道路工事で活躍するパワーショベル

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