【粟野如月コラム】「私が映画出演!?」スタントマンの世界を描く『狼 LONEWOLF』に登場しちゃいますよ!【KISA’s DRIFT LIFE vol.67】

日本では前例の無い超ハイレベルなスタントを撮影!

迫力ある映像の舞台裏に迫る

映画やドラマだけではなく、最近ではバラエティ番組でもドリフトや片輪走行、バイクやジェットスキーなどでのパフォーマンスを見る機会が増えてきました。

しかしCG技術が進歩した今、あまりに危険なアクションを実際に人が演じることは少なくなり、スタントマンは「絶滅危惧種」と言われています。加えて、どんなに派手なパフォーマンスを見せようとも、裏方であるがゆえにスタントマン個人にスポットが当たる機会はほぼありません。

今回、そんな裏方達にスポットを当てた映画「狼 LONEWOLF」の製作が決定したんです! そしてなんと、この映画に私も出演させて頂けることになりましたー!

左から、南さん、高橋さん、六車さん

全キャストや配役は今秋発表予定。プロデューサー&スタントは元タカハシレーシング、現シールズ代表の高橋昌志さん。監督/脚本は六車俊治さんです。主演は南翔太さんです。

6月にクランクインし、現在順調に撮影が行われています! 私のシーンはまだ先ですが、先日ひと足先に現場におじゃまさせて頂きました!

今作品で一番注目して頂きたいのが、日本では前例のない幻のカースタント「ジャンピング・ロール・オーバー・シーダイブ」です。クルマが宙を舞う!? 大迫力のこのスタントを、目の前で見ちゃいましたよ!

ドリフト中にクルマをぶつけてしまったり、他ドライバーのクラッシュも今までたくさん見てきましたが、それはいつも不本意に突然起こるものであって、わざとアクシデントを起こすほど怖いものはないと私は思います。このシーンの撮影は2日間に渡って行われたのですが、もちろんスタントシーンは一発本番です!

前日に入念にチェックが行われ、少しでも不安のある部分は改善が繰り返されていました。こんな危険と隣り合わせ、というか危険のど真ん中に飛び込んでいく勇気! このような仕事に就く人って一体どんな超人なのかと思っていましたが、彼らもまた私たちと同じ”人”なのです。スタントシーンの迫力ももちろんですが、そんな人と人との絆や、温かみも感じられる映画になっています。

すでに「狼 LONEWOLF」のティザームービーが公開されているので見てください! さらに宣伝配給応援プロジェクトとしてクラウドファンディングも開催中です。ひとりでも多くの方に見て頂きたいので、こちらのコラムでもまた続報をお届けします。映画「狼 LONEWOLF」にご期待ください!

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