【Q.】高速走行NGなバイクの種類は? 何違反になる?

【A.】125cc以下の原付が走ると通行禁止違反

そもそも、法律上で速道路を走行できるバイクは、125cc超~250cc以下の「軽二輪(二輪の軽自動車)」と250cc超の「小型二輪(二輪の小型自動車)」という決まりがある。つまり、125cc超のバイクでないと走行不可。排気量125cc以下の原付一種や原付二種といった原動機付自転車は走行できないことになる。

なお、もし125cc以下のバイクで高速道路に進入・走行した場合は通行禁止違反となり、以下の罰則を科せられる。

【通行禁止違反の罰則】
・反則金:原付二種6000円、原付一種5000円
・違反点数:2点

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125cc以下の原付バイクは高速道路を走行できない

【Q.】原付バイクが高速に入ってしまう原因は?

【A.】首都高ではスマホナビの設定ミスが約6割

たとえば、東京圏を通る首都高速道路(以下、首都高)を例に挙げると、原付はもちろん、歩行者や自転車も合わせると年間で約400件程度もの誤進入が発生しているという。

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首都高速道路では、年間400件程度(立入者の保護件数)の立入が発生しているという

なかでも、全件数のなかで原付が占める割合は2024年度の場合で83%と圧倒的だ。しかも、同じく首都高によると、原付や自転車の利用者で首都高へ立ち入ってしまった人のうち約6割(2024年度)が、スマートフォンなどのナビアプリを使用していたという。

近年は、バイクでも、ハンドルなどにスマホホルダーをセットして、スマホをナビとして使うライダーも多い。そして、どうも、首都高に誤進入した原付ライダーの多くが、スマホのナビアプリを「高速道路(または有料道路)を使う」設定にしていたことが要因のようだ。スマホナビの指示通りに走ったところ、首都高に案内され、そのまま入ってしまったなどのケースが考えられる。

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原付や自転車の利用者で首都高への立ち入ってしまった人のうち約6割(2024年度)が、スマートフォンなどのナビアプリを使用していたという

こうした事例は、首都高だけでなく、たとえば、東名高速道路や中央高速道路などを管轄するNEXCO中日本でも、同様の注意喚起を実施。ポスターや公式WEBサイトなどで、原付バイクのライダーなどがスマホのナビアプリを利用する際は、「高速道路などを使わない経路案内」を設定するように呼びかけている。

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EXCO中日本では、原付ライダーがスマホのナビアプリを使う際の設定に関する注意喚起のポスターも制作(出展:NEXCO中日本)

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このように、原付バイクのライダーは、くれぐれも高速道路に入らないよう注意したい。だが、誰しもが「ついうっかり」ということはあり得る。では、もし誤進入してしまったらどうするべきか? これに関しては、以下リンクの記事にその対策法なども紹介しているので、ぜひ一度チェックしてみて欲しい。

「スマホナビが原因?」 原付バイクが誤って高速を走った時の対処法は? | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

排気量125cc以下のバイクは高速の走行NG 法律上、高速道路を走行できるバイクは、125cc超~250cc以下の「軽二輪(二輪の軽自動車)」と250cc超の「小型二輪(二輪の小型自動車)」という決まりがある。つまり、1 […]

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