【写真で振り返る】会場は高速道路の廃線跡! 空冷ポルシェの祭典が日本初開催!!『LUFT TOKYO』の展示車両は総額100億円!?
PHOTO:MotorFan.jp
『LUFT TOKYO』とは?
世界的にもファンの多いポルシェの空冷エンジン搭載モデル。中でも、アメリカ・カリフォルニアで誕生した空冷ポルシェのイベントが「Luft gekühlt(ルフト・ゲクールト)」だ。日本語に訳せばそのまま「空冷」。そんな空冷ポルシェのイベントが日本初開催となった。それが『LUFT TOKYO』だ。

テーマは“ニッポンのポルシェ”。70年以上にわたり醸成されてきた日本のポルシェ文化を、本国の世界観を通じ鮮やかに描き出す。
「KK線」とは?
『LUFT TOKYO』の舞台は東京高速道路、通称「KK線」特設会場だ。KK線は銀座1丁目〜8丁目、蓬莱橋IC〜新京橋ICまでの2kmの区間で、首都高八重洲線(「Y」)と都心環状線(「C1」)に接続していた。というのも、都心環状線日本橋付近の地下化計画に伴い、2025年に八重洲線と合わせて廃止されている。

今回、特設会場として設定されたのはそのうち、西銀座JCTを中心に新京橋IC付近〜JR有楽町駅の新橋寄りまでのエリア。そこに、市販車からレーシングカーまで、さまざまな空冷ポルシェが200台以上並べられた。貴重な車両も多数展示され、その総額は100億円以上にものぼるとか?

目玉は栄光のレーシングポルシェ!ポルシェ956/962が5台も登場
1980年代の耐久レースを席巻したポルシェ956/962は、おそらく日本で最も有名なレーシングポルシェと言えるだろう。そんなポルシェ956と962Cが合わせてなんと5台も展示された。しかも、KK線西銀座JCTのバンク付きカーブに展示された3台はまるで公道レースのような雰囲気。エントランスにも近く、多くの来場車の注目を集めていた。

他にも料金所ゲートに並べられたロスマンズカラーのシュパンパンポルシェ(962)はナンバー付き車両。木枠内に展示された「ヰセキ」ポルシェはJSPC(日本スポーツプロトタイプかー選手権)歴戦の車両だ。


著名人がステアリングを握った名車も
日本のレースシーン草創期におけるポルシェの活躍といえば、一般には「スカイライン伝説」の徒花となる式場壮吉選手のポルシェ904に、滝レーシングが1968年の日本グランプリに持ち込み、生沢 徹選手のドライブで2位となったポルシェ910(カレラ10)の姿もあった。


その生沢選手の911タルガも大々的に展示されたほか、名優・高倉健氏が最初のオーナーとなったポルシェ356(356Aカブリオレ1600スーパー)も今回の目玉展示のひとつだった。



911、912、930、964、993……圧倒的多数の911系
ポルシェ911はある意味ポルシェの代名詞的な存在であり、911から993までの4世代にわたり空冷を搭載して進化し続けたモデルだ。もちろん、参加台数も圧倒的に多く、ミュージアムコンディションの車両からコテコテのカスタム&チューニング車両までさまざまなクルマが並べられていた。

もちろん、各モデルの希少なグレードもさりげなく並んでおり、ポルシェファンであればその発見は感動モノだったことだろう。


911ばかりが空冷ポルシェじゃない!逆に希少なモデルも
とはいえ、空冷ポルシェは911ばかりではない。その先代モデルにあたる356も様々なモデルが多数エントリーしており、911系に次ぐ台数を数えた。

他にも(長らく間が空いたとはいえ)、現代のボクスターに連なるミッドシップポルシェの系譜である914系も3台がエントリー。5台が並べられたレーシングポルシェである956/962よりも少ない量販車だったのではないだろうか。

また、ポルシェがグループBカテゴリーのために開発・販売した959も1台のみ参加しており、935(MADLANE935ML)と並んで最小エントリーモデルとなった。


独自の存在感を放つ「Singer」と「RUF」
また、オリジナルポルシェとは一線を画する「シンガー(Singer Vehicle Design)」や「ルーフ(RUF Automobile)」のクルマも複数台並べられた。滅多に目にすることのない貴重なモデルが一堂に介しているのがこのイベントのスゴいところだ。


フォトギャラリー
ここまでの画像や、本文にはない画像はページトップの「この記事の画像をもっと見る(375枚)」で見ることができる。どんなクルマがエントリーしていたのか、また、当日の雰囲気を画像で楽しんで欲しい。

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