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今日は何の日?

■新型(4代目)レクサスRXを初公開することを発表

米国・ニューヨークにて4月1日より開催されている2015年ニューヨーク国際オートショーにて発表、展示された新型プレミアムクロスオーバーRX450hとRX350

2015(平成27)年3月20日、トヨタは4代目「レクサスRX」を同年4月に開催される“ニューヨーク国際オートショー2015”で世界初公開することを発表した。レクサスRXの初代と2代目は日本では「ハリアー」として販売されていたが、3代目のモデルチェンジを機に、ハリアーとは独立したモデルとして日本に投入、本モデルはその4代目だ。

2015年ニューヨーク国際オートショーにて発表された4代目「レクサスRX」

プレミアムSUVというジャンルを開拓したハリアー(北米では、レクサスRX)

1997年12月に誕生したトヨタ初代「ハリアー」(北米では「レクサスRX」として販売)。プレミアムSUVというジャンルを開拓

1997年12月にデビューした初代ハリアー(北米では、レクサスRX)は、流麗なスタイリングとセダンにも負けない広々した快適な室内空間と先進の装備によって、それまでのSUVにはなかった高級感が特徴だった。

トヨタ初代「ハリアー」のリヤビュー

パワートレーンは、最高出力140ps/最大トルク19.5kgmを発揮する2.2L 直4 DOHCおよび220ps/31.0kgmの3.0L V6 DOHCの2種エンジンと、電子制御4速ATの組み合わせ。駆動方式は、FFとフルタイム4WDが用意され、オフロード走行にも対応できた。

2代目ハリアー

日本のハリアー、北米のレクサスRXとも日米で大ヒット、プレミアムSUVという新たなジャンルを確立した。2003年2月には、初めてのモデルチェンジで登場した2代目ハリアー(2代目レクサスRX)は、快適な走りと先進の安全性能に磨きをかけ、衝突安全ボディGOAや世界初の“プリクラッシュセーフティ”などを装備して、引き続き日米で高い人気を獲得した。

3代目レクサスRXから、ハリアーとは独立して日本へ投入

2009年1月にデビューした「レクサスRX350」
2009年1月にデビューした「レクサスRX350」のリヤビュー

2005年にレクサスブランドが日本でも開業されたことから、2009年1月に「レクサスRX350」、4月にハイブリッド車「レクサスRX450h」が国内のハリアーとは別に日本に投入された。

一方、ハリアーはそのまま併売され、レクサスRXは2013年12月にモデルチェンジして3代目に移行。これにより、ハリアーとレクサスRXは完全に異なる独立モデルとなって、別の道を歩むことになった。

2009年1月に国内のハリアーとは別に日本に投入された「レクサスRX」。3代目ハリアーはその名のままRXとは異なるモデルとして併売された

3代目レクサスRXのエクステリアは、ワイドトレッドを活かした力強いスタンスとレクサスブランドとしての品格を両立させたデザインを採用。インテリアには、新感覚コクピットと開放感あふれるキャビンを備え、センターモニターには指先でナビ画面を操作できるリモートタッチを採用。メーターには、マルチインフォメーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイなど、最新の装備が搭載された。
RX350のパワートレーンは、最高出力280ps/最大トルク35.5kgmを発揮する3.5L V6 DOHCエンジンと6速ATの組み合わせ。駆動方式は、FFと電子制御カップリングのアクティブコントロール4WDが選べた。

一方のRX450hのハイブリッドシステムは、V6 3.5L DOHCアトキンソンサイクルエンジン+リダクション機構付THS IIの組み合わせで、駆動系には電動4WD(E-Four)を搭載。4.5L車並みのパワーとクラス世界トップの燃費性能を両立させたことから、3.5Lエンジン搭載ながら450hと命名された。

ニューヨーク国際オートショー 2015で初公開された4代目レクサスRX

日本で発売された4代目「レクサスRX450h」

2015年4月1日から始まった“ニューヨーク国際オートショー2015”で世界初公開された4代目「レクサスRX」は、日米で同年10月から発売が始まった。

日本で発売された4代目「レクサスRX450h」

4代目RXは、3代目RXよりも一回り大きくなり、スタイリングで特に目を引くのは、大きなスピンドルグリルの隣にある3眼フルLEDヘッドライトと、この3眼フルLEDヘッドランプに装着された、LEDが流れるように点灯するレクサス初のシーケンシャルターンシグナルランプである。リアデザインは、後方にかけて緩やかに下がっていくルーフデザインによってクーペのようなスポーティさが強調された。

「レクサスRX450h」のハイブリッドシステム
「レクサスRX200t」搭載の2.0Lターボエンジン
「レクサスRX200t」搭載の2.0Lターボエンジン
「レクサスRX450h」搭載の3.5L V6エンジン
「レクサスRX450h」搭載の3.5L V6エンジン

パワートレーンは2種がラインナップされた。ガソリン車(RX200t)は、最高出力238ps/最大トルク35.7kgmを発揮する2.0L直4 DOHCインタークーラーターボエンジンと6速ATの組み合わせ。ハイブリッド車(RX450h)は、262ps/34.2kgmの3.5L V6 DOHCエンジンとモーターの組み合わせで、トランスミッションは電気式CVTが搭載され、システム最高出力313psを発揮した。

「レクサスRX450h」のコクピット

また、プリクラッシュセーフティシステム、レーンキーピングアシスト、レーダークルーズコントロールなどをパッケージ化した“レクサスセーフティシステム+”を標準装備し、オプションで左右後方の並走車を検知するブラインドスポットモニターや駐車場からの後退時に左右から走ってくるクルマを検知するリアクロストラフィックアラートを備えるなど、さらに高い予防安全装備が用意された。

レクサスRXの3代目(旧型)と4代目(新型)のサイズ比較
レクサスRXの3代目(旧型)と4代目(新型)のサイズ比較
レクサスRXの3代目(旧型)と4代目(新型)のサイズ比較
4代目「レクサスRX450h」の居住性、乗降性

車両価格は、495万~621万円(RX200t)/602.5万~742.5万円(RX450h)だった。

日本で発売された4代目「レクサスRX」の主な諸元
日本で発売された4代目「レクサスRX450h」
日本で発売された4代目「レクサスRX200t」

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レクサスRXは、2022年11月に5代目にモデルチェンジした。5代目は、スピンドルボディのデザインを磨き上げ、乗り心地と快適な室内空間がブラッシュアップされた。現在もレクサスブランドのラグジュアリーSUVを象徴するモデルとして人気を獲得している。
今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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