バイクイベント 「中国バイク=安かろう悪かろうはもう古い?」 ダカールラリー入賞のカチオフ系、KOVE MOTOって?【東京モーターサイクルショー2026】【写真・19枚目】 2026年8月から販売を開始するKOVE 450ENDURO Re。 『第53回東京モーターサイクルショー2026』に出展したKOVE-JAPANのブース。他の中国メーカーが小・中排気量の実用車を中心にラインナップする中で、中国国内シェア第4位に位置付けるKOVEは、中・大排気量のスポーツ車を販売のメインに置く。とくにオフロード車は世界的に定評がある。 2023年のダカールラリーに初出場し、参加した3台全車が完走したKOVE450RALLY。ほぼ市販状態のマシンによる快挙に、世界のバイクバイファンは驚愕し、中国製バイクへの認識を改めることになった。(PHOTO:KOVE MOTO) ダカールラリーに参加したKOVEチーム。中国人ライダーが中国製マシンで参加したのは、長い同大会の中でも初のことであり、しかも3台全車が完走したことはバイク史に残る記録となった。以降、現在までKOVEチームは毎年連続でダカールラリーに参加しており、着実に実力を上げてきている。(PHOTO:KOVE MOTO) ダカールラリーに参戦するKOVE450RALLY。( PHOTO:KOVE MOTO) ダカールラリーは二輪ではホンダやヤマハ、四輪ではトヨタや三菱、VWなどの有名自動車・バイクメーカーが戦う世界一過酷なラリーレイドだ。( PHOTO:KOVE MOTO) 砂漠や岩場などの未舗装路を約2週間で約1万km走破し、合計タイムを競う。チームにとっては完走するだけでも高い技術力と耐久性が要求される。(PHOTO:KOVE MOTO) WSBK-SSP300(スーパースポーツ300世界選手権)に参戦するKOBE 350RRレーサー。(PHOTO:KOVE MOTO) 2025年はチーム・#109・レトロ・トラフィック・KOVEのベナート・フェルナンデス選手(左)が年間を通じてのライダーズ・チャンピオンに輝いた。(PHOTO:KOVE MOTO) KOVE 450ENDURO Reのリヤビュー。現在、EURO5+の申請中のため、サンプル車の公道走行はまだできないとのこと。 KOVE 450ENDURO Reのフロントサスペンションとフロントホイール。サスペンションはYU-AN製の前後フルアジャスタブルタイプとある。サスペンションストロークはフロント310mm、リア290mmの大きなストロークを確保することで、オフロードでのジャンプや凹凸の吸収性能を高めている。 KOVE 450ENDURO Reのフロントブレーキ。TAISKO製のシングルディスク・デュアルピストンキャリパーを採用。もちろん、ABSを標準装備する。 KOVE 450ENDURO Reのメーターまわり。軽量なオフ車らしくメーターはシンプルな液晶パネルとなる。 現在発売中のKOVE450 RALLY。ダカールラリーに換装した本格的なラリーレイドマシンだ。価格は138万円(税込)。 現在発売中のKOVE450 RALLYのリヤビュー。 輸入元のKOVE-JAPANが『「オフに全振り」のアドベンチャーバイク』と銘打つKOVE800X RALLY。価格は164万8000円(税込)。 KOVE800X RALLYのリヤビュー。乾燥重量は176kgと大型アドベンチャーバイクとしては驚異的な軽さに仕上っており、完成度の高い足まわりと相まって優れた悪路走破製を誇る。 800Xシリーズの中でもロングツーリングに特化した800X TOURING。オンロードの走行に適したKYB製を採用し、フロントブレーキは軽量化とオフロード走行に特化した仕様のためシングルディスクとなった800XRALLYに対し、こちらはダブルディスクとなる。価格は167万8000円(税込)。 800X TOURINGのリヤビュー。電子スロットル採用でクルーズコントロール&クイックシフターなどの装備も充実している。また、パニアケースは標準装備となる。 KOVE800X PRO。オンオフ問わないツーリングマシンで、800X RALLYで簡素化された装備を充実させている。価格は157万8000円(税込)となる。(PHOTO:KOVE JAPAN) 2026年8月に発売開始を予定している4気筒ミドルスポーツのKOVE450RR。価格は107万8000円(税込)を予定している。(PHOTO:KOVE JAPAN) 同じく、2026年8月に発売開始を予定しているWSBK-SSP300優勝車のレプリカモデルであるKOVE350RR。価格は79万8000円(税込)を予定している。(PHOTO:KOVE JAPAN) 車重97kgの軽量モトクロッサーのKOVE MX250。レーサーのため公道走行はできないが、MFJ公認車両(スポーツ専用市販車 モトクロス・スーパーモト)を取得しており、オフロード競技に参戦するおに適したマシン。価格は76万8000円(税込)。KYBフロントフォーク採用、フルチタンエキゾーストで4kg軽量化し車重97kg、パワーモード切替(SPORT/ECO)装備と、さらに戦闘力を強化したMX250Rも用意される。こちらの価格は79万9000円(税込)となる。(PHOTO:KOVE JAPAN) 攻めの経営を続ける張氏は、経営方針をめぐる社内の意見の違いから2024年10月に社長を退任しているが、それから間もなく自身の名を冠した張雪機車(ZX-MOTO)を創業し、再び自身が理想とするバイク作りを始めたところを見ると、彼のバイクに対する深い愛情は本物なのだろう。( PHOTO:KOVE MOTO) この画像の記事を読む