スズキGSX-R1100(初期型/1985年式)





GSX-R1100はバイクブーム&レーサーレプリカブーム真っ只中に誕生した海外専用モデル。1985年に国内発売されたGSX-R750のコンセプトをベースに、1,052ccまで排気量をアップしたスズキのフラッグシップモデルだ。
コンピュータ解析により設計されたアルミフレームは、従来の機種に対して強度を向上させながらも約25%の軽量化を実現。
排気量1,052ccのエンジンは、4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ。冷却方式は空冷でも水冷でもなく、シリンダーヘッド部に毎分20Lのオイルを吹き付け、回収してきた熱を大型オイルクーラーで放熱する、スズキ独自の先進的な「SACS(※注1)」を採用。
最高出力は当時のバイクとしては驚異的だった130psを発揮。エンジン重量は従来の空冷に比べて22%軽量化。その結果、リッターバイクながら乾燥重量は197kgまで抑制され、パワーウェイトレシオは驚愕の1.51を達成。
横2灯ヘッドランプを採用したカウルはGSX-R750と同デザインとし、精悍な耐久レーサー風にアレンジ。このGSX-Rシリーズの遺伝子は、現在のフラッグシップモデルであるGSX-R1000Rまで継承されている。
※注1:「SACS(Suzuki Advanced Cooling System=スズキ・アドバンスド・クーリング・システム)」は、エンジンオイルを冷却媒体とする油冷システム。最も熱を発生するシリンダーヘッドにオイルをジェット噴射して冷却するしくみ。1985年に登場したGSX-R750に初採用。現行モデルとしてはジクサーにも導入済み。
シリンダーヘッドの冷却を終えたオイルが、エンジン各部を潤滑し終えたオイルとともに大型オイルクーラーへ伝達。効率よく冷却された後、再びシリンダーヘッド冷却と潤滑に使われ、エンジン性能と耐久性を飛躍的に向上。油冷式は水冷式に比べて部品点数が少なく、エンジン軽量化にも大きく貢献する。
写真はヨシムラジャパンが東京モーターサイクルショー2026年で発表した、初期型のGSX-R1100に白ゲル仕上げのFRP製フルカウルを装着したデモ車両。40年前の名車・GSX-R1100を、末永く楽しむためのパーツ群が随所に盛り込まれている。





主要スペック
| 機械曲サイクロン ※開発中 |
| フルカウルASSY(アッパー、サイド、アンダー、フェンダー、ヘッドライト) |
| シートカウルASSY(テール一体型) |
| TMR-MJN36キャブレター |
| ヨシムラステップkit ※開発中 |
| オイルキャッチタンク ※開発中 |
| 604 リアブレーキディスク |
| フェンダーレスkit ※開発中 |
| ウィンドアーマー(フロントスクリーン) |
| アルミパルサーカバー |
| アルミスタータークラッチカバー |
| ステアリングステムナット M22×P1.0 |
| オイルフィラーキャップ M22×P1.5 |
| PRO-GRESS2 マルチテンプメーター |
| PRO-GRESS3 ワイドバンドA/Fメーター |
| オイル各種 | MOTUL |
| タイヤ | ブリヂストン バトラックス BT016 PRO |
| ドライブチェーン | RKチェーン 530XRE |
| スプロケット | サンスター フロントスプロケット 14T サンスター アルミリアスプロケット 47T |
| フロントブレーキキャリパー | ブレンボ4POT |
| ホイール(前後) | 社外キャスト |
| GSX-R1100用パーツ一覧 | https://www.yoshimura-jp.com/product?maker=suzuki&cc=suzuki-over750&model=gsx-r1100&year=&lang=jp |
| マシン主要スペック | https://www.yoshimura-jp.com/gsx-r1100 |
スズキGSX-R1000R 2026 FIM世界耐久選手権(EWC)参戦仕様 チーム名:Yoshimura SERT Motul




ヨシムラジャパンは1976年以降、国内バイクメーカーのスズキと協力し、「打倒・ホンダワークス」をスローガンに、GS750などをベースにしたレース仕様車で数々のレースに出場。
1985年にGSX-R750が登場してからは、GSX-Rをベースにチューニングを施し、鈴鹿8時間耐久レースなど様々なレースに出場して活躍してきた。
写真はスズキのフラッグシップモデル・GSX-R1100Rをベースに、ヨシムラジャパンが「2026 FIM世界耐久選手権(EWC)」参戦用としてチューニングを施した生粋のレースマシン。
「Yoshimura SERT Motul」は「2026 FIM世界耐久選手権(EWC)」を戦う日仏混合チーム。2026年も強力なライダーたちのラインナップで、世界耐久レースのチャンピオン奪還に挑む。
ヨシムラジャパンの公式レースWEBサイト https://www.yoshimura-jp.com/race







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