電動バイクの基本を少しお勉強! 三種の神器がコレだ!

新開発をするのか世の中に沢山ある中から選ぶのか、車両の個性を決めるのが電動バイク三種の神器。コントローラーは制御基盤が詰まった電子機器の心臓部。モーターは直流や交流、インホイール型やセンター車載型がある!
スイカヘルメットでお馴染みのアイツ!
「Eビーノ」は、15年にヤマハ電動二輪車の第4弾モデルとして発売された(第1弾は02年の「Passol」05年に「EC-02」、10年に「EC-03」を発売)。実は発売以来、車体の仕様変更はされておらずカラー変更のみ。23年モデルには新色のシアンが投入されて、まだまだ販売は継続される。因みに番組で出川さんが乗るオレンジは15年モデル。ゲストが乗り、今回ボクも試乗したイエローは21年モデルで、ホワイトも発売当初からラインナップされている。15年の発売時に「片道5km以内の近距離移動をする女性がターゲット」と発表されており、番組のような旅のアシとしての使われ方は本来想定していない。
▼ E-Vinoのカラーラインナップ▼※2026年現在


ボクも何度かEビーノに乗っているが、やっぱり愛くるしいデザインや、常に視覚に入るメーターが個性的でウキウキしてしまう。大きくてクッション性が良いシートにステップボードもフラットで広々で足の自由度が高くライポジも楽々。
スロットル操作にリニアに反応するEVの特性を持つが、加速性は抑えられている。パワーモードに切り替えれば少しキビキビ走るが、バッテリーの消費が早くなるデメリットもある。何しろ標準モードでバッテリー温存走行しても、約2㎞毎に1%減るから、ボクは撮影現場まで行って帰ってこれるのかな?とドキドキ。オーバーパスなど上り坂ではパワーモードでも速度が低下するため、ブースト機能を使うと30秒だけ速度が少し回復する。「うわぁ、バッテリーが一気に減ったぞ!」。逆に下り坂はスロットルオフでも気持ち良く下っていく。撮影現場に着くとバッテリー残量は53%。ストップ&ゴーを繰り返す走行シーンを撮っていたら44%となってしまい、帰路はホントにヤバイとドキドキ。残量30%を切るとカメマークが出現してセーブモードになった。そしてついに残量は4%以下の「−」と表示された。ところが、この後も結構走ることができ直ぐに止まる訳ではないようだ(今回トータル17㎞走行した)。

静かで振動が少なく、68kgの軽さは取り回しも楽チンだ! バッテリーのドキドキ感も楽しい要素のひとつと楽観的に捉えた方が良いかもね。因みに23モデルからはバッテリー容量が1.2%増えた。フル充電までは3時間で予備バッテリーを積めば倍走るから安心さも倍増!
現在、国から3.1万円の補助金が活用できる。他にも地元自治体で補助金サポートを行っている場合もあるから、気になる方は調べてみては如何?
ディテールチェック
▪️STYILING▪️


レトロポップで可愛いデザイン。右レッグシールドとサイドカバーにはEVであることを象徴する「e」マークが。マフラーがないため、白いホイールの存在感が際立つのもEVならでは。
▪️METER▪️
▪️COCKPIT▪️
速度やバッテリー残量が大きくて見やすい。走行状況に応じて左のMODEボタンで「標準モード」「パワーモード」と切り換えられる。。
シンプルなハンドル周り。600mlのペットボトルが入るフロントポケットに、小さめのバッグや買物袋を掛けられるコンビニフックもある。
▪️BATTERY&MOTOR▪️



黒い部分がモーターで遊星ギアを介して駆動輪にパワーを伝えている。バッテリーは1個(重量6㎏)を標準装備。オプションで2個の搭載も可能で、最大航続距離も倍になる。23年モデルからはバッテリー容量が約1.2倍に増えた12.2Aのバッテリーを搭載している。
▪️TAIL LAMP &TURN SIGNALS▪️
15年の発売当時から変わらず、ヘッドライトはハロゲンランプで、ウインカーや他の灯火類には電球を採用。どこでも入手できるのは◎。
Specifications
| 原動機 | 交流同期電動機 |
| 駆動 | チェーン |
| 全長×全幅×全高 | 1675×660×1005mm |
| シート高 | 715mm |
| 定期出力・最高出力・最大トルク | 定格0.58kW・1.6.ps/3760rpm・0.80kgm/330rpm |
| 重量 | 68kg |
| 駆動系バッテリー | リチウムイオン電池/ESB6 |
| 一充電走行距離 | 32km(30km/h定地走行テスト値※標準モード) |
| バッテリー電圧/容量/充電時間: | 50V/12.2Ah(5HR)/約3時間 |
| ブレーキ | ドラム |
| タイヤサイズ: | 90/90-10 |
RIDING IMPRESSION

パワーを抑えた味付けで電動バイク初心者でも直ぐに乗りこなせる。「標準モード」は30km/hに達するまでにちょっと時間がかかる。「パワーモード」は30km/hまでスムーズに加速するためクルマの流れにも乗りやすい。
業界きっての電動ツウ!

近藤スパ太郎(タレント/プロデューサー)
環境番組のパーソナリティを担当して電動バイクの強烈なパワーにひと目ぼれ。俳優・MCのほかWebメディアSPANGSSの編集長や、芸能・制作プロダクションの代表も務める。
※こちらの記事はモトチャンプ2023年9月号に掲載されたものです。







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