最高気温33℃、湿度73%の猛暑日。天気は晴、日なたの実測は38℃超……

モーターファンBIKESでは毎年恒例となった、「酷暑の夏にバイク乗車時、少しでも涼しく過ごせるアイテムはないか?」を探求する、灼熱時の実験・体感テスト企画。
2026年も編集部が「これは快適かも!」と直感し、自腹で購入したアイテムをご紹介しよう(2026年は4点をテスト)。
【実験データ】
・テスト日:2026年7月上旬の日中
・場所:千葉県某市
・当日の天気:晴れ時々曇り
・最高気温:33℃(気象庁発表)
・湿度:73%(気象庁発表)
・テスト環境:アスファルトの照り返しが凄い。日なたの実測温度は38℃超
・テスト車両:ホンダ スーパーカブ50
Moon-Valley クールベスト(Cooling Vest)……Amazonでの購入価格:4,580円(税込)



今回、ネットショップのAmazonで購入した「クールベスト(Cooling Vest/以下クールベスト)」は、保冷剤・薬品・氷などを一切使わない、実にお手軽な真夏のクーリングアイテム。水の蒸発吸熱原理を利用して物理的な冷却効果を実現し、体温の上昇や熱中症などを防ぐことができるのが特長だ。
クールベストのポイントは、外側に「①接触冷感タオル調の通気性メッシュ素材」、内側に「②PVA(ポリビニルアルコール)高吸水冷感素材」を採用した「2 in 1 二重構造」を採用しているところ。

外側に採用の「接触冷感タオル調の通気性メッシュ素材」とは?
既存の「冷感タオル」と同様、水に濡らして振るだけで、ひんやりとした気持ち良さと快適さを獲得。また通気性に優れたメッシュ素材の採用で着用時も蒸れにくく、快適な着心地を実現。気化熱の作用で「濡らす→絞る→振る」だけで、素早く冷たさを感じることができる。
内側に採用の「PVA(ポリビニルアルコール)高吸水冷感素材」とは?
「PVA(ポリビニルアルコール)」は水だけで冷却効果を発揮する新素材。吸水性と保水性に優れた無毒無害のPVAは、肌に刺激を与えず、化学薬剤などを含まないのが特長。素肌にも優しいPVAは、汗の排出を促進し、身体の表面温度を素早く低下。超時間に渡り心地良い冷却効果を発揮する。
このクールベストは、2025年と2024年にテストした「冷感ポンチョ」と「冷却ベスト」の長所を、バランス良く活用。それぞれの良いところを、うまく併用しているイメージだ。「冷感ポンチョ」と「冷却ベスト」の詳細は下記ページを参照!
商品データ
| 商品名 | クールベスト(Cooling Vest) |
| メーカー | Moon-Valley |
| サイズ | S-4XL(フリーサイズ) ※男女兼用 |
| 着丈 | 約63cm |
| UVカット率 | 約97% |
| 原産国 | 中国 |
| 材質 | 外側:接触冷感タオル調の通気性メッシュ素材 内側:PVA(ポリビニルアルコール)高吸水冷感素材 |
| 冷却持続時間 | 約3~12時間 |
| 水洗い | 可能 |
| 購入サイト | Amazon.co.jp: [Moon-Valley] 冷却半袖 クールベスト フード付き 空調作業服半袖 水冷服 水に浸すだけ瞬間冷却 二重構造で冷感長持ち 物理冷却 電気と保冷剤不要 UVカット 屋外作業 釣り 農作業 工事現場 運動会に 夏対策 男女兼用 父の日 熱中症対策グッズ (JP, アルファベット, S, 4XL, ブルー) : ファッション |
「クールベスト」の快適指数
バイク走行時 ★★★★★
信号待ち ★★★★★
冷房の効いた室内 ★★★★★
利便性 ★★★★☆
バイクとの相性 ★★★★★




Amazonから送られてきたクールベストをビニールのパッケージから取り出すと、ベスト本体はすでに水分を含んだ状態。これは輸送・保管中の乾燥による素材ダメージを防ぐため。ちなみにクールベストを洗浄後、屋外で乾燥させると、ベスト本体は硬くてパリパリの状態になる。
説明書には「冷水または氷水に約2~5分浸し、十分吸水したら軽く絞る」と明記。水を張る容器がない場合は、大きめの流し台(コンビニ等にある小さな手洗い場での作業は、水が飛び散ったり床が濡れる可能性が高いのでNG)や、大きめの手洗い場を使用。水道水の蛇口から水を出し、直接濡らしても大丈夫。今回は公園の水道でジャブジャブ流し、軽く絞って着用した。
吸水後は余分な水分がダラダラと垂れない程度に、全体を軽く絞る。ただし温度や湿度が極めて高い、蒸し暑くて過酷な工事現場などでは、水が滴るくらいのほうがベターかも。そのためクールベストの下には、速乾性の高い肌着(ユニクロのAIR ismなど)、もしくはメッシュ生地のスポーツ用Tシャツの着用をおすすめしたい。
このクールベストは半袖だが、日よけ効果はもちろん、頭頂・耳回り・後頭部を冷やすフードを採用。前ボタン式なので着脱性も良く、何度でも繰り返し使えて経済的。水が蒸発してしまった時も、再び水に浸して軽く絞れば、即座に冷却効果を発揮する。
ストリートにも違和感なく馴染む外観にデザインされたクールベストは、UVカット率約97%を獲得。夏の現場作業や農作業、草刈り、アウトドア、屋外でのスポーツ観戦、厨房内、釣り、スポーツ、ウォーキング、夏フェスなど様々なシーンで活躍してくれそうだ。
胴体部に加え、フード部もヒンヤリ快適! 水さえあれば繰り返し使えるからツーリングにも使えそう


外側に「接触冷感タオル調の通気性メッシュ素材」、内側に「PVA(ポリビニルアルコール)高吸水冷感素材」を採用した「2 in 1 二重構造」のクールベストは、2025年や2024年にテストした「冷感ポンチョ」と「冷却ベスト」を足して2で割ったイメージ。2者の“良いとこ取り”をしたような、さらなる冷却性を獲得している。
具体的には、外側素材からやって来る冷却群に加え、今度は内側素材の冷却群が加勢するような感覚。外側素材と内側素材が、見事な連携を果たしているかのようだ。
今回はバイク乗車時、アンダーに速乾性に優れたスポーツウェアを着用。これがズバリ、とっても涼しい♪ 熱風(走行風)が水を含んだ外側素材&内側素材を経由して冷却され、火照った上半身を冷やしてくれる。
またテスト走行では、フードを被ったままフルフェイスヘルメットを着用。髪の毛はやや濡れてしまったが、これが結構涼しい! 頭部・顔の側面部・後頭部もヒンヤリと冷却してくれた。
テスト時の最高気温は33℃(気象庁発表/日なたの実測温度は38℃超)の猛暑日。強い日差しと蒸し暑さ、アスファルトからの照り返しにより、クールベストに吸収された水の温度上昇と蒸発は早く、バイク乗車時に「涼しい」と感じたのは20分程度だったが……
クールベストを水に濡らせば、再び涼しさは復活。水場さえあれば、いつでもどこでも何度でも、即座に。しかも手軽に冷却効果の継続が可能。ここがクールベストの最大の魅力。夏のツーリングでも強みを発揮しそうだ。

※注:上記はあくまでも筆者の感想です。個人の感覚・体質・健康状態、また気象状況等により感じ方は異なります。
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