スバルの主力ステーションワゴン、レヴォーグに早くも次期型をめぐるウワサが浮上している。2027年頃のフルモデルチェンジや、次世代ストロングハイブリッド“S:HEV”の搭載を予想する声も聞かれるようになってきた。

スバル レヴォーグ

一方、2026年6月に実施された一部改良では、標準モデルのレヴォーグにS:HEVは設定されなかった。改良内容は走行性能やコネクティッド機能の熟成が中心であり、S:HEVが与えられたのはクロスオーバーモデルのレヴォーグ レイバックである。

スバル レヴォーグ 次期型 予想 CG

では、次期型を待つべきなのか。それとも、完成度の高い現行型を今購入するのが賢明な選択なのだろうか。

今買うメリットは「完成度の高さ」

現行レヴォーグは、2020年の登場以来、度重なる改良によって熟成が進められてきた。現在では商品としての完成度は非常に高い。1.8L 直噴ターボは扱いやすさと十分な動力性能を両立しており、2.4L ターボを搭載する“STI Sport R EX”は最高出力275psを発生する本格スポーツワゴンとして高い評価を獲得している。

また、“アイサイトX”による高度運転支援機能も大きな魅力であり、高速道路での快適性は国産車の中でもトップクラスと言える。さらに、モデル末期を迎えたことで装備内容も充実し、納期も比較的安定している。「欲しい時に購入できる」という点は、近年の新車市場では大きなメリットである。

待つメリットは「電動化」と「先進性」

一方で、次期型を待つメリットも少なくない。最大の注目は、やはりS:HEVの採用である。現行型の一部改良で搭載が見送られたことから、「次期型の切り札として温存された」と見る向きもある。

ストロングハイブリッドが採用されれば、燃費性能の向上だけでなく、モーターならではの滑らかな加速フィールや静粛性の向上も期待できる。デザイン面でも大きな進化が予想される。最新のスバル車に共通する薄型LEDヘッドライトやワイド感を強調したフロントフェイスを採用し、よりスポーティかつ先進的なスタイリングへ進化する可能性が高い。

インテリアでは、12.3インチのフルデジタルメーターや高精細な11.6インチ縦型HDディスプレイを採用するとともに、AIアシスタントによる音声操作機能が搭載されるとの見方もある。実現すれば、先進性はさらに高まるだろう。

ボディサイズについても、全長は約10mm拡大される一方、全高は約5mm低くなり、より伸びやかでスポーティなプロポーションになるものと予想されている。

結論、「今すぐ乗るなら現行型」「最新技術を求めるなら次期型」

結論として、今すぐクルマが必要で、走行性能や高速巡航性能を重視するのであれば、現行レヴォーグを選んでも後悔する可能性は低い。円熟期を迎えた現行型は、国産ステーションワゴンとして依然トップクラスの商品力を備えている。

一方、燃費性能や電動化技術、さらなる先進装備を重視するのであれば、次期型の登場を待つという選択にも十分な価値がある。

現行型は「熟成された完成形」、次期型は「電動化による飛躍的な進化」が期待されるモデルという位置付けになる。

なお、次期型レヴォーグ S:HEVの価格は400万〜430万円前後になる可能性が高いとみられている。価格次第ではあるものの、走りと電動化を高いレベルで両立する新世代スポーツワゴンとして、大きな注目を集めることになりそうだ。