GRカローラにも搭載される1.6L 直列3気筒ターボ「G16E-GTS」とGR-FOURの組み合わせで350ps!
北米市場で高い人気を誇るトヨタの大型ミニバン「シエナ」。そのシエナを、もしGRブランドが手掛けたら…? そんな大胆な発想から誕生したレンダリングCGが、自動車ファンの間で話題となっている。

制作を担当したのは提携するCGアーティストのアビメレック・デザイン氏。シエナをベースに、「GRヤリス」や「GRカローラ」のデザインエッセンスを融合し、高性能スポーツミニバンとして再構築している。
最大の見どころは、標準モデルとは別物といえるアグレッシブなエクステリアだ。フロントには専用デザインの大型バンパーとブラックメッシュグリルを採用。開口部の奥には「GR-FOUR」のロゴが入った大型インタークーラーが配置され、さらに大型スプリッターやエアインテークによって迫力あるフロントフェイスを演出している。

サイドビューでは、大きく張り出したワイドフェンダーが目を引く。専用サイドスカートに加え、ブラックホイールと大径ブレーキ、レッドキャリパーを組み合わせることで、ミニバンとは思えない力強いスタンスを実現している。

リアにもスポーティな演出が施される。ブラックアウトされたリアバンパーにデュアルテールパイプを組み合わせ、さらにカーボンルーフを採用することで、GRモデルらしい存在感を高めている。
もちろん、このGRシエナはメーカーが発表したものではなく、あくまで非公式レンダリングである。
それでも、「もし市販されるなら」という想像は膨らむ。パワートレーン候補としてまず思い浮かぶのは、GRカローラにも搭載される1.6L 直列3気筒ターボ「G16E-GTS」とGR-FOURの組み合わせだ。最新仕様では304psを発生するユニットだが、さらなる高出力化によって350ps級まで引き上げられる可能性も考えられる。
さらに将来的には、トヨタが開発を進める新世代2.0L 直列4気筒ターボや高性能ハイブリッドシステムを組み合わせ、システム総合出力400ps級のスポーツミニバンへ発展する可能性も想像できる。
もっとも、GRブランドとして本格的なシエナが市販化される可能性は高くない。大型ミニバンにはスポーツ性能よりも快適性や実用性が求められるためだ。
一方で、「GRスポーツ」という方向性であれば現実味はある。トヨタはRAV4やランドクルーザー300、ハイラックスなどにもGRスポーツを展開しており、シエナにも専用エクステリアや足まわりを与えたスポーティグレードが設定されても不思議ではない。
日本ではシエナは正規販売されていないものの、近年はアルファードやヴェルファイアをはじめ、ミニバンにも走りやデザイン性を求めるユーザーが増えている。そうした市場の流れを考えると、このGRシエナのような大胆な提案は、単なるCGにとどまらない魅力を感じさせる一台と言えるだろう。









