48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる可能性も!?

フォルクスワーゲン T-Roc R 新型プロトタイプ スパイショット

フォルクスワーゲンT-Rocは同ブランドの主力コンパクトクロスオーバーSUVであり、その頂点に位置するT-Roc Rは、「ゴルフR」のパワートレインやシャシー技術を投入したハイパフォーマンスモデルとして高い評価を得てきた。

フォルクスワーゲン T-Roc R 新型プロトタイプ スパイショット

今回目撃されたプロトタイプでは、大径ホイールや4本出しエキゾースト、専用サスペンション、大型リアスポイラーなどを装備。標準モデルより低く構えた車高からも、高い運動性能を目指したセッティングが施されていることが分かる。

パワーユニットには、現行ゴルフRと共通となる2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載する可能性が高い。最高出力は333PSに達するとみられ、現行型T-Roc Rを大きく上回るパフォーマンスを実現することが期待される。

一部では48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる可能性も指摘されているが、現時点でフォルクスワーゲンは詳細を公表していない。トランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッション(DSG)、駆動方式は4WDが有力とみられる。

注目は、ゴルフRで培われた最新シャシー制御技術の採用である。トルクベクタリングや電子制御4WDシステムに加えて、ドリフトモードのような走行モードが搭載される可能性も報じられている。実現すれば、SUVでありながらスポーツカーに迫るダイナミックな走りを実現するモデルとなりそうだ。

足まわりについてもさらなる進化が期待されている。一部海外メディアでは、「ゴルフGTI エディション50」で採用された専用シャシー技術を応用する可能性があると報じられており、サーキット走行まで視野に入れたセッティングになる可能性がある。

インテリアにはR専用スポーツシートや専用グラフィックを採用し、コックピット全体もハイパフォーマンスモデルらしい演出が施される見込みだ。

正式発表は今後数か月以内、市場投入は2027年初頭になるとの見方が有力で、日本市場への導入も期待される。

T-Roc Rは、単に最高出力を引き上げるだけではなく、ゴルフRで磨き上げた電子制御技術やシャシー性能をSUVへ展開するモデルとなる可能性が高い。コンパクトSUVでありながら本格スポーツモデルの走りを目指す次世代T-Roc Rは、フォルクスワーゲンのRブランドを象徴する1台となりそうである。