クロームモリブデン鋼を使用したトレリスフレームが特徴的なドラッグスター。フレームの一部にはアルミ製のプレートも盛り込まれており、独創的なデザインに仕上げられている。日本国内での価格は約100万円。

オーナーに話を聞くと、新車でドラッグスター300を購入し、1000km、2000kmと走行距離が増すにつれ、フロントの足回り部品にクリアランスが生じてきたことにより、コーナリング中にギャップを拾うとフロントが暴れ出すという症状が出てきたという。そこで【前川エンジニアリング】製のステアリングダンパーキットを取り付けてみたところ、この症状が見事に解消! フロントタイヤの接地感が増し、フロントタイヤの端まで使用できるほど安心してバンクできるようになったという。ストリート仕様なのに、フロントタイヤの端まで使用するほどバンクできる安定感を得たというわけだ。

これほどまでにタイヤの端まで使っているドラッグスターを見たことがない!

フロントタイヤ。かつてドラッグスターのタイヤをこれほど端まで使用している車両を見たことがなく、取材班の興味を掻き立てた。

ちなみにアクラポビッチのサイレンサーは本国から取り寄せたレーシングタイプで、エキパイも所有しているが、エキパイもレーシングタイプを装着すると、音量が上がることと、高回転高出力となるため、高速道や峠などを走行するときのみ使用し、駆動系を高回転で変速する仕様にセッティング変更して楽しんでいるという。ちなみに駆動系はマロッシ製パーツをフルに投入している。

DOHCの278cc4ストロークエンジンを搭載するドラッグスター300。シート高は770mmで乾燥重量は128kgとなっている。

このカーボン製の本体を持つステアリングダンパーが【前川エンジニアリング】製の【ステアリングダンパーキット】。フロントの不安定さが解消され、バンクさせても不安感がなくなったという。魔法のようなアイテムだ。

全長1885mm、全幅750mm。最高出力23.8hpで発生回転数は8250rpm。最大トルクは26Nm(6250rpm)というスペックだ。

現在は入手できないというクリップオン・ハンドルバーというアルミ削り出しのトップぷリッジ。このアイテムにもステアリングダンパーが装備されているが、このステアリングダンパーの効果はさほど無かったという。

ブレンボ製のマスターシリンダーを装備し、アルミ削り出し製のレバーやバーエンドに固定されるウインカーやミラーがスタイリッシュ。
フロントのマスターシリンダーもブレンボ製を採用しており、グリップはイタルジェットのオリジナルをそのまま使用している。