2026年7月のミニバン販売台数トップ10

【2026年7月】ミニバン販売台数で1位に輝いた、トヨタ・シエンタ

以下のランキングは、日本自動車販売協会連合会が公表する「乗用車ブランド通称名別順位」から、ミニバンに該当するモデルを抽出して作成した。

なお、同資料では軽自動車および海外ブランド車は対象外となっている。

順位メーカー・モデル販売台数前月比前年比
1位トヨタ・シエンタ12,196台104%131.3%
2位トヨタ・ルーミー10,260台99.7%101.1%
3位トヨタ・アルファード8,489台99.6%103.4%
4位ホンダ・フリード7,063台96.8%107.5%
5位トヨタ・ヴォクシー6,471台93.2%82.9%
6位ホンダ・ステップワゴン6,453台97.8%117.6%
7位トヨタ・ノア6,219台90%80.1%
8位日産・セレナ6,140台110.8%95.9%
9位スズキ・ソリオ5,034台96.6%116.8%
10位トヨタ・ヴェルファイア3,590台121.2%110.6%

シエンタが1万2,000台超で首位、5位から8位は331台差の接戦

2026年7月のミニバン販売台数で首位となったのは、トヨタ・シエンタだ。販売台数は12,196台で、6月の11,730台から466台増加。前月比104%、前年比131.3%となり、7月は1万2,000台を超えた。

2位のトヨタ・ルーミーは10,260台。6月から31台減少したものの、ほぼ同水準で推移し、シエンタとともに1万台を超えている。

3位のトヨタ・アルファードは8,489台で、6月から30台減。4位のホンダ・フリードは7,063台で231台減となった。いずれも前月から販売台数を減らしたものの、順位に変化はなく、1位から5位までは6月と同じ並びとなっている。

一方、5位以下では販売台数が接近した。

5位のトヨタ・ヴォクシーは6,471台、6位のホンダ・ステップワゴンは6,453台となり、その差はわずか18台。ヴォクシーは6月から473台、ステップワゴンも142台減少しているが、ステップワゴンは7位から6位へ順位を上げた。

7位のトヨタ・ノアは6,219台。6月の6,908台から689台減少し、6位から7位へ後退した。一方、8位の日産・セレナは6月の5,543台から597台増となる6,140台まで伸ばしている。

この結果、5位のヴォクシーから8位のセレナまでの4車種が6,000台台に集中した。ヴォクシーとステップワゴンは18台差、ノアとセレナも79台差で、5位から8位までの開きも331台にとどまっている。

前年同月比では動きが分かれた。ステップワゴンは117.6%と前年を上回った一方、ヴォクシーは82.9%、ノアは80.1%、セレナは95.9%となっている。同じ6,000台台に並びながらも、前年との比較では異なる推移となった。

9位にはスズキ・ソリオが入った。販売台数は5,034台で、6月から175台減少したものの、前年比は116.8%と前年同月を上回っている。

そして10位にはトヨタ・ヴェルファイアがランクインした。販売台数は3,590台で、6月の2,961台から629台増加。前月比121.2%、前年比110.6%となった。

6月はデリカD:5が3,010台、ヴェルファイアが2,961台と49台差だったが、7月はヴェルファイアが販売台数を伸ばしたことで両車の順位が逆転。デリカD:5は2,751台となり、トップ10圏外となった。

トヨタ勢がトップ10の6車種、構成比は65.7%

2026年7月のミニバントップ10をメーカー別に見ると、トヨタが6車種、ホンダが2車種、日産とスズキがそれぞれ1車種となった。

トヨタはシエンタ、ルーミー、アルファード、ヴォクシー、ノア、ヴェルファイアがランクイン。6車種の販売台数を合計すると47,225台となり、トップ10合計71,915台の約65.7%を占めている。

これはミニバン市場全体におけるトヨタのシェアではなく、今回抽出したトップ10の販売台数に占める割合である。

トップ10合計は、6月の72,043台から7月は71,915台となり、128台減少した。全体の販売規模は前月とほぼ同水準だったものの、6月10位のデリカD:5に代わって7月はヴェルファイアがトップ10入りするなど、下位では顔ぶれに変化も見られた。

7月は上位3車種の順位が安定する一方、5位から8位では販売台数が接近している。8月以降、この中位グループの順位がどのように動くのか見ていきたい。