河川敷で始まった小さな集まりが、全国1500台規模のイベントへ
全国のジムニーファンが集結する「ALL JAPAN JIMNY MEETING」が、2026年7月25日・26日の2日間、長野県下伊那郡平谷村の平谷高原スキー場で開催された。今回で6回目を迎えたイベントには、2日間で延べ1500台が来場。会場となった広大なスキー場の駐車場には、全国各地から集まったジムニーがずらりと並んだ。
イベントのスタートは約6年前。当初は、天竜川の河川敷で「みんなでバーベキューをしよう」という気軽な集まりだったという。しかし初回から約600台ものジムニーが集結。その後も開催を重ねるごとに参加台数を増やし、現在では全国規模の大型ジムニーイベントへと成長した。
「夏といえばオールジャパン」全国のジムニー仲間が平谷高原に帰ってくる
現在の会場となっている平谷高原スキー場での開催は今回で3回目。以前の会場が手狭になったことをきっかけに新たな開催場所を探し、平谷村との縁によって現在の地にたどり着いたそう。
会場にはキャンプサイトも設けられ、週末を通してイベントを楽しむ参加者も多い。今年は特にキャンプサイトの利用者が多く、会場全体の盛り上がりもこれまで以上だったという。
代表の武蔵さんによると、開催時期を夏から変更することも検討したことはあるそうだが、参加者の間ではすでに「夏といえばALL JAPAN JIMNY MEETING」というイメージが定着しているという。全国各地で活動するジムニー仲間が年に一度集まる場所として、多くの参加者にとって欠かせないイベントになっているのだ。
完成度の高いカスタムカーが集結! ノマドの増加も今年ならでは
会場を歩いてまず目を引くのが、個性豊かなカスタムジムニーの多さだ。リフトアップや足まわり、タイヤ&ホイール、外装パーツなど、それぞれのオーナーが自分好みに仕上げた車両が並ぶ。
ショップ関係者からも「このイベントは完成度の高いクルマが多い」という声が聞かれるという。もちろんノーマルに近い車両も参加しているが、カスタムを楽しみ、仲間と情報交換することも、このイベントの大きな魅力だ。
また今年は、新型ジムニーシリーズの中でもジムニーノマドの姿が目立った。モデルの追加によってジムニーユーザーの層がさらに広がるなか、会場に並ぶ車両のスタイルにも新たな変化が生まれている。
細かく縛らないからこそ楽しい! “自由な空気”がALL JAPAN JIMNY MEETINGの魅力
「最低限の法律やルールを守ってもらえれば、あとは自由に楽しんでもらいたい」と話す武蔵さん。この自由な雰囲気こそが、「ALL JAPAN JIMNY MEETING」ならではの魅力だ。
運営スタッフもジムニーオーナーであり、SNSなどを通じて参加者と日頃からつながっているケースも多い。そのためイベント当日は、主催者と参加者という関係を超え、久しぶりに仲間と再会するような空気が会場全体に広がる。
「年に一度、地元に帰って友達と遊ぶような感覚で来てもらえているのかもしれない」と武蔵さんは話す。
ショップやメーカー、キッチンカーなども参加し、見て、話して、食べて、そしてジムニー談義を楽しむ。全国各地から集まったジムニーオーナーが、それぞれのスタイルで2日間を過ごす「ALL JAPAN JIMNY MEETING」。
6回目を迎え、参加台数だけでなくイベントとしての存在感もさらに大きくなった。夏の平谷高原に広がったジムニーの風景は、これからも全国のジムニー乗りをつなぐ特別な場所であり続けそうだ。











PHOTO:塩谷佳史
【ALL JAPAN JIMNY MEETING 6th】
開催日:2026年7月25日(土)~7月26日(日)
開催場所:平谷高原スキー場

