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今日は何の日?

■BRZのさらなる走りを追求したBRZ GT

2016年11月7日にデビューした「BRZ GT」

2016(平成28)年11月7日、スバルはFRライトウェイトスポーツとして人気の「BRZ」に最高級グレード「BRZ GT」を追加した。GTは、ZF製のザックスダンパーやブレンボのブレーキを装備し、操縦安定性に磨きがかかっただけでなく、フラッグシップとして質感の高さも魅力だった。

スバルとトヨタが共同開発したFRスポーツ、BRZ誕生

2012年3月にトヨタとの共同開発で誕生したスバル「BRZ」

スバルは、2005年にトヨタと資本提携を結び、その目玉企画としてFRのライトウェイトスポーツをトヨタと共同開発することが取り決められた。目指したスポーツモデルは、スバルのコア技術である水平対向エンジンを搭載した新しいプラットフォームをベースに、企画をトヨタ、開発と生産をスバルが担当するという共同開発によって進められた。

2012年4月にデビューしたスバル「BRZ」の兄弟車、トヨタ「86」

その成果であるスバル「BRZ」は、2012年3月にデビュー、兄弟車トヨタ「86」は翌4月から発売が始まった。BRZのネーミングは、ボクサー(水平対向)エンジンの“B”、リヤホイールドライブの“R”、ゼニス(究極)の“Z”の組み合わせだ。

スバル「BRZ」に搭載された2L水平対向 DOHCエンジン
スバル「BRZ」に搭載された2L水平対向 DOHCエンジン

スポーツカーらしい典型的なロングノーズの流線型フォルムに、搭載エンジンはスバル自慢の2.0L DOHC水平対向(FA20型)エンジン。これに、トヨタのガソリン直噴“D-4S”システムを組み合わせ、NAながら最高出力200ps/最大トルク20.9kgmを発揮、トランスミッションは6速MTと6速ATが用意された。

低重心で軽量コンパクトな水平対向エンジンの特徴を生かし、さらにFR駆動によって高性能で俊敏な走りを実現したBRZは、当時の日本車には珍しい本格的なライトウェイトスポーツカーとして多くの走り好きから大歓迎された。

その完成度の高さの割には、標準グレードRが247.8万円(6速MT)/254.625万円(6速AT)とリーズナブルの価格だったこともあり、当初の受注台数は3500台を超え、トヨタ86とともに冷え込んでいるスポーツカー市場で大健闘した。

4年後のビッグマイナーチェンジで大きく進化

2016年7月にビッグマイナーチェンジしたスバル「BRZ」

「BRZ」は、デビュー4年後の2016年7月にビックマイナーチェンジが行なわれた。スバルは、年次改良を進めていく手法を取っているメーカーだが、このマイナーチェンジではエンジンや足回り、ボディ剛性などに改良が加えられ、大きな進化を果たした。

2016年7月にビッグマイナーチェンジしたスバル「BRZ」のリヤビュー

スタイリングは、フェイスリフトによって航空機のウイングチップをモチーフにしたデザインとなり、新デザインのフロントバンパーやフェンダーガーニッシュ、アルミホイール、リヤスポイラーに、フルLEDヘッドライト、LEDリアコンビライトと見た目も大きく変更。インテリアについても、インパネやディスプレイなどの質感の向上によって、操作する楽しさが増した。

ボディ剛性は、補強材や制振材によって高められ、足回りについては新開発のショックアブソーバーやコイルスプリングなどで、高レスポンスとしなやかな乗り心地を両立。さらに安全装備VDCについても最適化が図られた。

エンジンについては、主にインテークマニホールドの最適化など吸気系の改良によって最高出力207ps←200ps/最大トルク21.6kgm←20.9kgmに向上。その他、ファイナルギア比の変更や6速MTのギア耐久性強化も行なわれた。

車両価格は、標準グレードRが267.84万円(6速MT)/273.785万円(6速AT)に設定された。

走りを追求した最上級グレードBRZ GTを設定

2016年11月7日にデビューした「BRZ GT」

ビッグマイナーチェンジの4ヶ月後の2016年11月7日、BRZのラインナップに新たな最上級グレード「GT」が加わった。GTは、BRZの最上級グレードに相応しい装備によって、走りのパフォーマンス、特に操縦安定性の向上と質感の向上が図られた。

スバル「BRZ GT」のコクピット
スバル「BRZ GT」の室内
スバル「BRZ GT」のシート表皮 アルカンターラ/本革(プロトタイプ)
スバル「BRZ GT」のSACHS製ダンパー(プロトタイプ)
スバル「BRZ GT」のbrembo製4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ(プロトタイプ)
スバル「BRZ GT」の17インチアルミホイール(スーパーブラックハイラスター)
BRZ GTに標準されるリヤスポイラー

主な特別装備は、リヤスポイラーとアルカンターラ/本革シート(フロントシートヒーター付き)に加えて、ZF製ザックスダンパー、ブレンボ製17インチ対向4ポットフロントベンチレーテッドディスクブレーキ、ブレンボ製17インチ対向2ポット リアベンチレーテッドディスクブレーキ、17インチアルミホイール (スーパーブラックハイラスター)などが装備された。

スバル「BRZ GT」のパワーユニット

パワートレーンはそのままで、車両価格は、331.56万円(6速MT)/337.5万円(6速AT)。標準仕様よりも、約64万円高額だった。

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「BRZ GT」は、BRZの走行性能を極めたいスポーツドライビング志向のユーザーのための純正の高性能仕様である。BRZは、プライベートでチューニングを楽しむユーザーも多かったが、どうしてもクルマとして全体のバランスを取るのは難しい。少しばかり高額だが、スバルが作り上げた純正チューニングのGTであれば、そんな心配をする必要はないのだ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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