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今日は何の日?■セレナの強みをさらに磨いた4代目セレナ

2010(平成22)年11月8日、日産自動車は5ナンバーの人気ミニバン「セレナ」の4代目へのモデルチェンジを発表した(発売は11月29日)。4代目は、セレナの強みである室内空間の広さと使い勝手の良さを継承・進化させたうえで、燃費も向上させた。
ミニバンの先駆けとなったバネット・セレナ

1991年6月に乗用ワゴン「ネットコーチ」の後継としてミニバン「バネット・セレナ」が誕生した。従来の商用車ベースのバネットとは異なり、キャブオーバーから前輪を前席の前に搭載するセミキャブオーバーに変更され、さらにエンジンを前車軸後方に搭載するミッドシップを採用。目指したのは、3列シートのファミリーユースを重視したミニバンだった。

バネット・セレナは、新パッケージングによってフロントに有効なクラッシャブルゾーンが確保されて安全性が高まり、また長いホイールベースによって広い室内空間と自由度の高いシートレイアウトを実現。8名の標準仕様と、7名乗車の2列目キャプテンシートが選べた。
多人数でのファミリードライブが楽しめるバネット・セレナは、新たなミニバンとして好調な販売を続けた。
FF化して広い室内空間を実現した2代目セレナ

1999年6月、モデルチェンジしてバネットの冠が外れた2代目「セレナ」がデビューした。最大の特徴は、初代のミッドシップからFFレイアウトになったことである。

FFレイアウトの採用によって、低床化とともに先代よりも広い室内空間が確保され、さらにミニバンとしては初の両側スライドドアの採用によって利便性も大きく向上した。また3列シートの最大8人(2/3/3人)乗りで、2列目シートはベンチタイプとスプリプトタイプが選べるなど、シートアレンジが多彩だった。

“乗る人すべてに楽しさ、快適さを提供する新世代ファミリーカー”を目指した2代目セレナは、ミニバンブームの勢いに上手く乗り、2007年にはホンダ「ステップワゴン」とトヨタ「ヴォクシー/ノア」を抑えて、5ナンバーミニバントップの座に君臨するヒットモデルとなった。
さらに人気を加速した3代目セレナ

2005年5月に、広い居室空間と使い勝手が良く楽しさにあふれた装備が特長の3代目「セレナ」にモデルチェンジした。
快適に過ごせるクラストップレベルの広い室内と荷室を実現するとともに、大開口両側スライドドアや低いステップとフロアによる乗降性のしやすさ、さらに大きなサイドウインドウによる開放感と視界の広さをアピールした。

スタイリングは、“アクティブ&スペーシャス”をテーマにモダンなキュービックボディとし、インテリアは“アクティブ&ルーミー”をテーマとし、多彩なシートアレンジや大きなウインドウ、広がりのあるインパネ、さらにリヤエンターテイメントシステム、インカーホンなど楽しさを演出する機能も魅力を高めた。
3代目セレナは、2代目を上回る人気を獲得することに成功した。
エコモデルチェンジを謳った4代目セレナ

ヒットモデルとなった3代目「セレナ」に続いて2010年11月のこの日、4代目となる新型が発表された。4代目は、セレナのDNAである室内空間の広さと使い勝手の良さを進化させ、燃費も改良させたことをアピールして“エコモデルチェンジ”を謳った。


スタイリングのコンセプトは、“家族を包み込むカプセル”で、シンプルなラインで構成。クラス最大のガラス面積のサイドウインドウで開放感を演出。インテリアについても、クルーザーのアッパーキャビンをイメージしたという広々した運転席に、リム上からのぞき込むスタイルのメーターパネルも特徴的だ。さらに、3人掛けの2列目は、中央席を折り畳めばテーブルに変化し、またウォークスルーが可能など利便性も向上した。

パワートレーンは、FF仕様で最高出力147ps/最大トルク21.4kgm(4WDは、144ps/21.1kgm)を発揮する新開発の2.0L 直4 DOHC直噴エンジンと電子制御CVTの組み合わせ、駆動方式はFFとフルタイム4WDが用意された。アイドリングストップシステムも採用され、燃費は大幅に改良されて15.4km/L(10-15モード/FF仕様)のトップクラスの燃費を記録した。
車両価格は216.3万~258.3万円(2WD)/243.6万~285.6万円(4WD)に設定。4代目セレナも5ナンバーのミッドサイズミニバンとして、ライバルのトヨタ「ノア/ヴォクシー」とホンダ「ステップワゴン」と激しいトップ争いを繰り広げた。

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セレナは、2002年以降は人気ミッド・ミニバンとして「ノア/ヴォクシー」、「ステップワゴン」と熾烈な競争を現在も続けている。セレナは、上記ライバルの中で、2007年、2008年、2009年、2011年、2012年、2013年、2014年、2018年、2019年2024年とトップに君臨、立派な成績である。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。




