長距離ツーリングに向いてるか? スーパースポーツだって街乗りしたい! タンデム時の楽さ、狭さを知りたい。押し歩きは苦手? 燃費はどれくらい? そんな疑問をズバッと解決すべく、たっぷり1000km試乗して、バイクのキャラクターを分析していくのが、モーターファンBIKESの人気企画でもある、「1000km試乗記」です。
たとえば、1000ccクラスのスーパースポーツモデルは、サーキットでこそ本来の性能を発揮するが、サーキットまでの距離を自走することだってあるだろうし、ツーリングや街乗りに使うことも多いかもしれない。
あくまでも日常での使い勝手に着目し、1台のバイクでたっぷりと走り込み、丁寧に解説しています。
01 カワサキKLX230/2020.05 公開
オフロードライディングの入門機としても人気のモデル。エンジンは空冷4スト単気筒。最高出力は19PSと控えめの数値ながら、136kgという比較的軽量な車体と相まって、扱いやすい。
「爆発的に売れている気配はないけれど、カワサキが2019年10月から国内販売を開始した、KLX230/Rに対する業界内の評価はすこぶる良好である。もっとも、雑誌やWEBで展開されるKLX230/Rの記事を読んだ人の中には、多くのテスターが記した“セローではない”という言葉に、引っかかりを感じた人がいるのではないだろうか。やっぱりセローではないと言われると、街乗りやツーリングには向いていない気がするからなあ……。そのあたりの実情を確認したくなった筆者は、カワサキから広報車を10日間借用し、自分のフィールドでKLX230をじっくり乗り込んでみることにした」
カワサキKLX230 「市街地はセローのように穏やか気分では走れない(褒め言葉)」|ガッツリ、ネッチリ、1000km試乗1/3爆発的に売れている気配はないけれど、カワサキが2019年10月から国内販売を開始した、KLX230/Rに対する業界内の評価はすこぶる良好である。もっとも、雑誌やWEBで展開されるKLX230/Rの記事を読んだ人の中には、多くのテスターが記した“セローではない”という言葉に、引っかかりを感じた人がいるのではないだろうか。やっぱりセローではないと言われると、街乗りやツーリングには向いていない気がするからなあ……。そのあたりの実情を確認したくなった筆者は、カワサキから広報車を10日間借用し、自分のフィールドでKLX230をじっくり乗り込んでみることにした。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年5月1日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27143/
KLX230で日帰り450km|あえて苦手(と思われる)ツーリングに使ってみた。|カワサキ2/3第1回目で記したように、KLX230はオフロードを楽しむためのバイクで、ツーリングでの快適性や安定性を重視したキャラクターではない。とはいえ、一般的なライダーのバイクライフは、ツーリングを中心に成り立っていることが多く、オフロードを前提にKLX230を購入した場合でも、たいていは舗装路がメインのツーリングに使うんじゃないだろうか。そのあたりを踏まえて、約450kmの日帰りツーリングに出かけてみることにした。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年5月4日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/24271/
1000km燃費テスト|カワサキKLX230のリアルな使い勝手をじっくり検証3/3さまざまな場面での乗り味を紹介した第1/2回目に続いて、第3回目で行うのは細部の解説。基本的にKLX230は、すべての面でオフロードを重視した構成になっているけれど、今回は街乗り&ツーリングライダーの目線で、操作系を含めたライディングポジション、取り回し、積載性、足まわりなどの評価をしてみたい。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年5月6日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
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02 ホンダCBR1000RR-R SP/2020.07 公開
先代+26PSとなる最高出力218PSの水冷4スト並列4気筒DOHC 4バルブエンジン(排気量999cc)を搭載。試乗したSPは、電子制御サスペンション(第2世代OHLINS Smart ECシステム)やクイックシフターなどを装備する。
「一般公道での乗り味を語ることに、果たして、意味はあるんだろうか? 車名のRが1つ増えた新世代のファイアブレード、CBR1000RR-Rを体験した僕は、思わず、そんなことを考えてしまった。ただし、どんなにサーキットに特化したキャラクターでも、このバイクには保安部品が付いているのだ。となれば、市街地走行やツーリングでの印象を語ることに、意味がなくはない……だろう。そんなわけで、一般公道における新世代RR-Rの素性を探るべく、約1000kmの距離を乗り込んでみることにした。」
街乗りはなかなか厳しかったけれど……。|CBR1000RR-R SP 1000kmガチ試乗①一般公道での乗り味を語ることに、果たして、意味はあるんだろうか? 車名のRが1つ増えた新世代のファイアブレード、CBR1000RR-Rを体験した僕は、思わず、そんなことを考えてしまった。ただし、どんなにサーキットに特化したキャラクターでも、このバイクには保安部品が付いているのだ。となれば、市街地走行やツーリングでの印象を語ることに、意味がなくはない……だろう。そんなわけで、一般公道における新世代RR-Rの素性を探るべく、約1000kmの距離を乗り込んでみることにした。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年7月9日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
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ツーリングに使ってわかった天国と地獄|CBR1000RR-R SP 1000kmガチ試乗②マイペースで快走路を走った午前は最高に楽しかったものの、悪路や渋滞路に足を踏み入れた午後になると、印象が徐々に悪化。CBR1000RR-Rで約500kmのツーリングに出かけた僕は、非常にわかりやすい形で、天国と地獄を味わうことになった。改めて考えると、ホンダがここまで落差が激しいバイクを作るのは、近年では異例のことかもしれない。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年7月11日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
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ライポジ・タンデム・取り回しetc. 一般道での使い勝手を入念チェック‼|CBR1000RR-R SP 1000kmガチ試乗③CBR1000RR-Rの解説と言ったら、MotoGPレーサーRC213V譲りのメカニズム……という話がメインになりがちだが、ここで検証するのは一般公道における使い勝手。サーキットが前提の市販レーサーではなく、ストリートを走るスポーツバイクという視点で、各部を評価してみたい。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年7月12日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
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03 ヤマハYZF-R1M/2020.08 公開
車両概要:クロスプレーンクランクを採用した水冷4スト4気筒997ccエンジンを搭載するヤマハのフラッグシップスーパースポーツモデル。上位グレードとなるR1Mは、 足回りにオーリンズ製電子制御サスペンション・ERS(エレクトリックレーシングサスペンション)を搭載する。
「全面新設計のCBR1000RR-Rを牽制するかのように、マイナーチェンジを行ったものの、最高出力は先代と同じ200ps。とはいえ、独創的なクロスプレーンクランクを採用するYZF-R1/Mは、ライバルに勝るとも劣らない速さと、ライバルとは一線を画する柔軟性を備えていた」
2020年型「YZF-R1M」1000km走った結論 |一般公道はCBR1000RR-Rより楽しい。①全面新設計のCBR1000RR-Rを牽制するかのように、マイナーチェンジを行ったものの、最高出力は先代と同じ200ps。とはいえ、独創的なクロスプレーンクランクを採用するYZF-R1/Mは、ライバルに勝るとも劣らない速さと、ライバルとは一線を画する柔軟性を備えていた。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年8月20日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27216/
日常域でMotoGPレーサー気分を堪能できる瞬間を発見!?┃2020年型YZF-R1M 1000kmガチ試乗② ツーリングに使うならアップハンドル車が一番。常日頃から僕はそう思っている。でもYZF-R1Mをじっくり体感した現在は、基本設計を共有するスポーツネイキッドのMT-10SPではなく、あえてこちらを選ぶのもアリかも?……と感じているのだった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年8月22日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27242/
ツーリングツーリングライダー目線で感じた、ヤマハYZF-R1M の美点と欠点。┃1000kmガチ試乗③サーキットを前提に開発されたリッタースーパースポーツを、ストリートで使ったら、ある程度の不満が感じるのは当然のこと。事実、R1Mの各部をツーリングライダー目線でじっくり検証してみると、意外に多くの不満が出て来たのだった……。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年8月25日に掲載した記事を再編集したものです。 カラーバリエーションなどが現在とは異なる場合があります。 価格間違いを訂正しました。
https://motor-fan.jp/bikes/article/14718/
04ヤマハ・テネレ700/2020.10 公開
車両概要:専用設計の軽量フレームに、Φ43mmインナーチューブの倒立式フロントサスペンション(ストローク210mm)、新設計リンク式モノクロスサスペンションを採用した本格アドベンチャーモデル。エンジンは水冷DOHC直列2気筒4バルブ270度クランク。排気量は688cc。
「抜群の悪路走破性を備えているものの、乗り手の体格と技量をある程度問うバイク。7月から国内販売が始まったテネレ700は、そういうキャラクターである。ただし低車高仕様のローは、敷居を大幅に下げているようだ」
ヤマハ・テネレ700、ローダウン仕様&ローシートを試してみた。適応身長は170cm?175cmから?|1000kmガチ試乗でアレコレ感じたこと。①抜群の悪路走破性を備えているものの、乗り手の体格と技量をある程度問うバイク。7月から国内販売が始まったテネレ700は、そういうキャラクターである。ただし低車高仕様のローは、敷居を大幅に下げているようだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年10月3日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/13554/
シート高はスタンダード?それともロー? ゲリラ豪雨の峠も走ってみたが、甲乙つけ難し! |テネレ700・1000kmガチ試乗②事前の予想では、ある程度の距離を走った段階で、尻や足腰にそれなりの痛みを感じるはずだった。でもテネレ700ローで走るロングランはなかなか快適で、早朝から夜まで走り続けた後も、身体は意外に元気だった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年10月10日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27279/
悪路を重視した質実剛健の装備は、ロングランでも有効な武器になる┃テネレ700ロー 1000kmガチ試乗③シートが薄くなり、リアサスのリンクが本来の形状ではなくなったことで、ノーマルと比べると、快適性と悪路走破性は下がっている。とはいえ、そういう状態でも、テネレ700ローはなかなかの万能性を発揮してくれた。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年10月17日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27343/
05 カワサキNinja ZX-25R/2020.12 公開
車両概要:249cc並列4気筒エンジンを搭載する、現行のラインナップでは唯一のモデル。最高出力は45PS(ラムエア加圧時46PS)、18,000rpm以上回る甲高い排気音が特徴。
「2019年秋の東京モーターショーで発表されて以来、多くのライダーが発売を待ち望んでいたニンジャZX-25R。とはいえ僕自身は、久々の250cc並列4気筒車の登場に、そこはかとない不安を感じていたのだった……」
Ninja ZX-25R SEをツーリングマシンとして1000km走って感じたこと。|1000kmガチ試乗①・カワサキ2019年秋の東京モーターショーで発表されて以来、多くのライダーが発売を待ち望んでいたニンジャZX-25R。とはいえ僕自身は、久々の250cc並列4気筒車の登場に、そこはかとない不安を感じていたのだった……。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年12月12日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/10040/
Ninja ZX-25R SE 1000kmガチ試乗②|ツーリングはなかなか快適! ただし、Ninja250を羨ましく感じる場面も。ツーリングは至って快適だし、低中回転域を維持してのまったり走行もソツなくこなせる。とはいえZX-25Rは、走る場面を問わないオールラウンダーではなく、やっぱりエンジンを回してナンボのスポーツバイクなのだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年12月13日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/10065/
燃費は?積載性は? 実用性を細かく解説。┃Ninja ZX-25R SE 1000kmガチ試乗③250cccクラスで82万5000/91万3000円は、率直に言うと安くはない。とはいえ、他機種からの流用がごくわずかで、ほとんどのパーツが新規設計されている事実を知れば、ZX-25Rの価格に異論を述べる人はいないだろう。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2020年12月19日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27382/
06 ホンダCBR250RR/2021.01 公開
車両概要:250ccスーパースポーツカテゴリーにおいて、カワサキNINJA ZX-25Rと双璧をなすモデル。搭載エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒、2020年9月のマイナーチェンジで、最高出力は最高出力は38ps(12,500rpm)から41ps(13,000rpm)へと引き上げられた。
「正直言って、あまり大きな期待はしていなかった。とはいえ、パワーユニットを中心とする緻密な仕様変更を受け、二代目に進化したCBR250RRは、同時期に登場したカワサキZX-25Rに勝るとも劣らない魅力を備えていたのだ」
ホンダCBR250RR 1000kmガチ試乗|4気筒のZX-25Rよりも優れているところを発見。 1/3正直言って、あまり大きな期待はしていなかった。とはいえ、パワーユニットを中心とする緻密な仕様変更を受け、二代目に進化したCBR250RRは、同時期に登場したカワサキZX-25Rに勝るとも劣らない魅力を備えていたのだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2021年1月23日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/8848/
2021年型CBR250RR、1000kmガチ試乗|完璧!ではなくても、ロングランはなかなか快適 2/3現代の250ccスポーツの中で、CBR250RRはスポーツ&サーキット指向が強いモデルである。ただし、守備範囲が広いパワーユニットと、コーナリング性能を重視したシャシーの美点は、ツーリングでも十分に感じられるものだった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2021年01月30日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27421/
2021年型CBR250RR 1000kmガチ試乗|実走燃費は22km? 29km!? スポーツツアラー目線で各部をチェック 3/3スチールフレーム+並列2気筒エンジンという構成はライバル勢に通じる要素だが、CBR250RRはほとんどの部品を専用設計。そう考えると、兄弟車が存在するニンジャ250やYZF-R25より価格が高いのは、止むを得ない……気がしないでもない? REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki) ※2021年02月05日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/27440/
07 スズキVストローム250/2021.07 公開
車両概要:エンジン、車体など多くの主要パーツをGSX250Rと共有。アドベンチャースタイルながら、実質的にはオンロードバイクとしての特性が強い。エンジンは水冷4スト2気筒SOHC・2バルブ、排気量は248cc。
「スペックや装備に特筆すべき要素はないものの、2017年のデビュー以来、コンスタントに好セールスを記録しているVストローム250。ライバル勢との比較を念頭に置きつつ、その理由をじっくり考えてみたい」
Vストローム250ABS 1000kmガチ試乗1/3|たっぷり、じっくり走り込むと”売れてる理由”が見えてきた。スペックや装備に特筆すべき要素はないものの、2017年のデビュー以来、コンスタントに好セールスを記録しているVストローム250。ライバル勢との比較を念頭に置きつつ、その理由をじっくり考えてみたい。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
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Vストローム250 ABS 1000kmガチ試乗2/3|コイツは、スルメのようなバイクである。バイクの真価は、いろいろな場面で長く乗ってみないとわからない。もちろん世の中には、短時間で素性が理解できるモデルも存在するのだが、Vストローム250は乗れば乗るほど味が出て来る、スルメのようなバイクなのである。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/1352/
Vストローム250 ABS 1000kmガチ試乗3/3 ライポジや燃費や積載性など、11要素を細かくチェック‼Vストローム250は、GSR250/GSX250Rと数多くの部品を共有している。もっともこのバイクに乗って、その事実をマイナス要素と感じるライダーはいないだろうし、そもそもVストローム250は他機種と基本設計を共有しているからこそ、ライバル勢よりフレンドリーな価格設定が実現できたのだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/1377/
08 ホンダ・レブル500/2021.10 公開
車両概要:国内では250、500、1100の3モデルが展開されているレブルシリーズの中間排気量(471cc)モデル。エンジンは水冷4ストDOHC4バルブ直列2気筒。足つきに優れる低めのシート高とミドルポジションのステップ位置がクルーザーらしいカジュアルな乗車姿勢としている。
「大人気の兄貴分や弟分とは異なり、日本市場ではいまひとつ人気が獲得できないレブル500。とはいえ、昔から中間排気量好きの僕は、自分にとってのベストレブルは500かもしれない……と、感じているのだった」
「ベストレブルはこの”500″かもしれない」|レブル500・1000kmガチ試乗1/3大人気の兄貴分や弟分とは異なり、日本市場ではいまひとつ人気が獲得できないレブル500。とはいえ、昔から中間排気量好きの僕は、自分にとってのベストレブルは500かもしれない……と、感じているのだった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/11327/
ホンダ・レブル500、ロングランで感じた予想以上のツラさ。|1000kmガチ試乗2/3ノーマルはノーマルで大いにアリだし、他のモデルでは替えが利かない貴重な存在だと思う。とはいえレブル500でロングランに出かけ、尻と腰にかなりの痛みを感じ僕は、シートとリアショックを改善したツーリングバージョンの登場を期待することになった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/11364/
ホンダ・レブル500、1000kmガチ試乗3/3|細部のこだわりと気になる要素をじっくり観察デビュー前は“お手軽クルーザー”や“なんちゃってボバー”などという、失礼な意見が存在したレブル500/250。でも実際のこのバイクは細部に至るまで、開発陣のこだわりを感じる要素が満載なのである。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/11384/
09 カワサキNinja ZX-10RR/2021.11 公開
車両概要:スーパーバイク世界選手権で6年連続タイトルを獲得したNinja ZX-10Rのレースにおける優れた性能をフィードバックした量産モデル。搭載エンジンは水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ/998cc。最高出力は204PS(ラムエア加圧時214.1PS)。
「2015~2020年のSBKで6連覇を達成しているものの、サーキットのみに特化しているわけではなく、ツーリングユースやビギナーにとっての扱いやすさも考慮。それが、ZX-10R/RRシリーズのスタンスである。もちろんその姿勢は、2021年型でも変わっていないようだ」
【1000km試してみた】Ninja ZX-10RR レース用ホモロゲモデルは、日常を楽しめるのか?|1000kmガチ試乗1/32015~2020年のSBKで6連覇を達成しているものの、サーキットのみに特化しているわけではなく、ツーリングユースやビギナーにとっての扱いやすさも考慮。それが、ZX-10R/RRシリーズのスタンスである。もちろんその姿勢は、2021年型でも変わっていないようだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/17176/
Ninja ZX-10RR・1000kmガチ試乗2/3「意外に少なかった、我慢のステージ」本領を発揮できる快走路以外では、忍耐が必要。近年のリッタースーパースポーツに対して、そんなイメージを抱いている人は少なくないだろう。ただし2021年型ZX-10RRをじっくり乗り込んだ筆者は、ガマンのステージが予想以上に少ないことに、感心することとなった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/17202/
Ninja ZX-10RR 1000kmガチ試乗3/3 熟成を経て完成形に至った、2021年型の細部を検証独創的なフロントマスクを除くと、2021年型ZX-10R/RRに革新的と言うべき要素は見当たらない。とはいえ、リッタースーパースポーツの理想を追求した開発陣は、ありとあらゆる部分の徹底的な見直しを行っているのだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
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10 ホンダGB350/2022.02 公開
車両概要:「GB」の名を冠し誕生したGB350。ヘッドライトから燃料タンク、シートにかけての水平基調のシンプルデザインが、往年の名車GB250の雰囲気を醸し出す。独特の鼓動感が味わえる348ccの空冷直立単気筒エンジンも魅力の一つ。
「2021年4月の発売以来、絶大な人気を獲得しているものの、旧車好き、あるいはシングル好きの視点で見ると、何となく物足りなさを感じるGB350。もっとも実際にこのバイクをツーリングに使ってみれば、どんな趣向のライダーだって、唯一無二の資質に魅了されるはずだ」
ホンダGB350、1000kmガチ試乗1/3|ホントにいいバイク? 2日間走って印象が激変!2021年4月の発売以来、絶大な人気を獲得しているものの、旧車好き、あるいはシングル好きの視点で見ると、何となく物足りなさを感じるGB350。もっとも実際にこのバイクをツーリングに使ってみれば、どんな趣向のライダーだって、唯一無二の資質に魅了されるはずだ。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
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1000kmガチ試乗2/3|ホンダGB350 大好きだからこそ、異論に反論したくなる多くのライダーが絶賛するGB350だが、業界内には異論を述べる人もいる。今回はそれを前提にして、通常の試乗記とは異なる視点でこのバイクの資質を考えてみたい。もっとも、筆者自身がGBにかなりの好感を持っているため、異論に反論するかのような形になってしまった。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/25166/
ホンダGB350 1000kmガチ試乗3/3 ライポジ、積載性、燃費で、大いに感心‼非の打ちどころがない……とはまで言わないけれど、さまざまな要素で5段階評価を行ってみたら、GB350はかなりの高得点をマーク。もっともその一方でこのバイクには、カスタムが楽しめる資質も備わっている。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/25184/
連載 MotorFan Bikes 1000kmガチ試乗