ファイナルコネクションとのコラボにより誕生した逸品
【都内の個人タクシーが使ってる車高調】「快適な乗り味でお客様をおもてなし」でも、ローダウンはしちゃってます(笑)|トヨタ・アルファード1万台以上の車両数を誇ると言われている東京都の個人タクシー。銀座、霞ヶ関界隈で一際異彩を放つタクシーの目撃情報を入手。高級ミニバン・アルファード、しかもローダウン、タイヤ&ホイールのインチアップ、さらにエアロキットまでフル装備されたカスタムカーという驚きの1台。
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【AVANZARE/BEST RIDE SUSPENSION KIT】
アルファード&ヴェルファイアの車高短道を牽引するアヴァンツァーレが、ファイナルコネクションとのコラボで完成させた『ベストライドサスペンションキット』。
目指したのは“普通”より+αのローフォルムと、フラッグシップミニバンらしい上質な乗り心地だ。推奨車高は50㎜~70㎜で、デモカーは70㎜ダウンの状態。一般的な車高調より、やや低いのが見た目的な大きなポイントだ。
デモカーは21インチホイールを装着。それなのに、乗り心地は快適だ。段差を越えた際の突き上げ感が少ないのと、車高調にありがちな前後の揺れを感じないのが印象的。一言で表せば、しなやかに脚が動いているイメージだ。
この乗り味はストローク量を多く確保することで実現している。複筒式ショックを採用しているのもその為だ。バネレートはフロント7・5㎏/R6・2㎏と比較的柔らかい。減衰力は25段階調整式でセッティングの幅を広く確保し、異音を減らすスラストベアリングを採用している。
車高短と乗り心地という相反する要素を、ファイナルコネクションの技術力と、アヴァンツァーレの蓄積してきたデータにより両立させたのが今作最大の魅力。低いだけ、乗り心地だけの車高調の時代は、もう終わりを告げている。
FRONT
REAR
ロックシートやアッパーマウントなどアルミパーツはパープル。スプリングはイエローのカラーリングが特徴的。減衰力調整は、それぞれショック上部のダイヤルで調整する。
デモカーは前後70㎜のローダウン仕様。21インチ+245/35タイヤを装着した状態だ。エアサスの低空スタイルとは一味違う、生脚ならではの絶妙なフェンダークリアランスが超エモい。これで乗り心地も狙えるのが売りだ。
価格●21万7800円
対応●全車
バネレート●F7.5㎏/R6.2㎏
推奨車高●50㎜~70㎜
車高を下げてもストローク量が保てる全長調整式を当然採用。推奨ダウン量は50~70㎜で、一般的な車高調より低めに設定。
フロントは7.5㎏、リアは柔らかめの6.2㎏の樽形スプリングを採用。ショック同様に乗り心地を重視したバネレートにしている。
強化ブッシュを封入したアッパーマウントはゴムラバーのリジットタイプで、スラストベアリングも採用。異音対策も施している。
減衰力は25段階の調整式でセッティングの幅が広いのがうれしい。街乗りでは一番柔らかめから5段目あたりがオススメ。
ショックの各部には亜鉛ニッケル合金メッキの特殊コーティングを施し耐候性は◎。それでいてスムースに可動できる。
車高調整用のレンチが付属。トルクレンチと連結可能で、目盛りも付いている。こういう付属品があるとかなり助かる。
この車高でバッチリツライチでキマるアヴァンツァーレの鍛造ホイール『FORGED21』は、軽量高剛性で乗り心地アップに効果的。ステアリングもばっちり切れる。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]