Audi Electric Mountain Bike

RS Q e-tron E2をイメージしたエクステリア

アウディらしいエクステリアが採用された、電動MTB「アウディ エレクトリック マウンテンバイク」。
「アウディ エレクトリック マウンテンバイク」のフォルムは、ダカール・ラリーに参戦した「アウディ RS Q e-tron E2」からインスピレーションを得てデザインされた。

アウディとファンティックが共同開発した「アウディ エレクトリック マウンテンバイク」は、2023年のダカール・ラリーに参戦した電動バギー「アウディ RS Q e-tron E2」からインスピレーションを得てデザイン。WRCで活躍したアウディ クワトロから続く、モータースポーツにおける輝かしいヒストリーをオマージュしている。

「アウディ エレクトリック マウンテンバイク」は、純正アクセサリーシリーズとして販売。アウディUKのディレクターを務めるアンドリュー・ドイルは、アウディ初の電動マウンテンバイクについて次のようにコメントした。

「現在、アウディは、持続可能なプレミアムモビリティのリーダーとなるべく、ラインナップの電動化を強力に推し進めています。今回、ファンティックの協力により、アウディ・ブランドを掲げた電動マウンテンバイクが登場することになりました」

90Nmを発揮する250Wモーターを搭載

アウディらしいエクステリアが採用された、電動MTB「アウディ エレクトリック マウンテンバイク」。
バッテリーパックはフレーム内に配置され、最大トルク90Nmを発揮する250Wモーターに電力を供給。電動アシストは4段階に調整することができる。

アウディ エレクトリック マウンテンバイクは、フル電動モデル「e-tron」シリーズと同様、あらゆる路面環境における抜群の走破性が与えられた。180mmのフルサスペンショントラベル、ワイドホイール、オフロードタイヤを採用したことで、普段のツーリングから悪路でのエンデューロ走行まで、あらゆる地形に対応する。

ファンティックが開発した軽量アルミニウム製エンデューロフレームをベースに、ライダーが障害物や地形に対応すべく、リラックスしたライディングポジションを取れるよう設計。バッテリーパック(ファンティック・インテルガ36V:720Wh)はフレーム内に配置され、ここに「e-tron」ロゴが大胆に奢られた。このバッテリーパックから、最大トルク90Nmを発揮する250Wモーターへと電力を供給する。

電動アシストは「エコ(Eco)」「ツアー(Tour)」「スポーツ(Sport)」「ブースト(Boost)」と、4段階の調整が可能。「エコ」は、最大限の効率と航続距離を確保しつつ十分なアシストを提供、「ツアー」はより強力なレベルのアシストを楽しむことができる。「スポーツ」は、スポーツサイクリングのための強力なアシストを追加するように最適化され、「ブースト」は急登坂などにおいて最大レベルの電動アシストが供給される。

ステアリングに設置された小型デジタルディスプレイは、バッテリーの充電量や速度などの主要なデータを表示。バッテリー残量が10%未満になると、ディスプレイ右上の充電量インジケーターが点滅する。

実戦デビューに向けてテストを続ける、ラリーレイド用電動プロトタイプバギー「アウディ RS Q e-tron E2」。

2023年のダカールに向けて電動プロトタイプ「アウディ RS Q e-tron E2」を公開! ボディ形状を刷新【動画】

アウディは、大幅な改良を施した電動プロタイプバギー「RS Q e-tron E2」を発表した。2022年3月開催に開催されたアブダビ・デザート・チャレンジで初の総合優勝を飾った先代「RS Q e-tron」から大幅な戦闘力アップを果たした改良型で、2023年1月に開催されるダカール・ラリー勝利を狙う。