2026年6月の普通自動車販売台数トップ10

【2026年6月】普通自動車販売台数で1位に輝いたトヨタ・ヤリス
順位メーカー・モデル販売台数前年比
1位トヨタ・ヤリス12,607台105.6%
2位トヨタ・ライズ12,208台108.8%
3位トヨタ・シエンタ11,730台139.9%
4位トヨタ・カローラ11,399台103.4%
5位トヨタ・ルーミー10,291台108.7%
6位トヨタ・ランドクルーザー8,778台218.1%
7位トヨタ・アルファード8,519台123.5%
8位ホンダ・フリード7,294台103.7%
9位ホンダ・ヴェゼル7,279台151.4%
10位トヨタ・RAV46,990台280%

上位10モデルがすべて前年超え、トヨタ一強体制が鮮明に

2026年6月のランキングでは、トヨタ・ヤリスが12,607台を販売し、首位を維持した。前年比は105.6%で、前年同月を上回っている。

ヤリスは、扱いやすいサイズ感や燃費性能、日常使いのしやすさを強みとするモデルである。ハッチバックだけでなく、ヤリスクロスなども含めたブランド通称名別の集計として、引き続き高い販売水準を保っている。

2位にはトヨタ・ライズが入った。販売台数は12,208台、前年比は108.8%だった。5月は9,633台で3位だったが、6月は販売台数を伸ばして2位に浮上している。

3位はトヨタ・シエンタで、販売台数は11,730台、前年比は139.9%だった。5月は9,314台で4位だったため、こちらも順位を押し上げた形である。扱いやすいボディサイズと、3列シート仕様も選べる実用性を備えたコンパクトミニバンとして、ファミリー層を中心に支持を集めていると考えられる。

4位にはトヨタ・カローラが入った。販売台数は11,399台、前年比は103.4%となっている。

5月のカローラは9,799台で2位だったため、6月は順位を下げたものの、販売台数自体は1万台を超えている。カローラはセダン、ツーリング、スポーツ、クロスなどを含むシリーズ全体で幅広い需要を取り込める点が強みだ。

5位はトヨタ・ルーミーで、販売台数は10,291台、前年比は108.7%だった。ルーミーは、コンパクトなボディに広い室内空間やスライドドアを備えたモデルであり、街乗りや買い物、送迎など日常使いに適した一台として安定した需要がある。

6月の上位5車種はいずれもトヨタ車であり、ヤリス、ライズ、シエンタ、カローラ、ルーミーがすべて1万台を超えた。コンパクトカー、SUV、ミニバン系まで幅広いカテゴリーで販売につなげている点が特徴だ。

6位にはトヨタ・ランドクルーザーが入った。販売台数は8,778台、前年比は218.1%と大きく伸びている。5月は3,551台で18位だったため、6月は大きく順位を上げた。

ランドクルーザーは、本格SUVとしてのブランド力や走破性を強みとするモデルである。6月は台数面でも大きく伸び、普通自動車全体のトップ10に入る結果となった。

9位にはホンダ・ヴェゼルが入った。販売台数は7,279台、前年比は151.4%だった。5月は3,480台で19位だったため、こちらも大きく順位を上げている。ヴェゼルは、コンパクトSUVとして扱いやすいサイズ感と日常使いしやすい室内空間を備えており、幅広い層に選ばれやすいモデルである。

10位にはトヨタ・RAV4が入った。販売台数は6,990台、前年比は280%と、トップ10のなかでも特に大きな伸びを見せた。5月は4,947台で11位だったが、6月はトップ10入りしている。

6月は、ランドクルーザー、ヴェゼル、RAV4といったSUV系モデルが上位に入った点が大きな特徴である。5月のトップ10に入っていたヴォクシー、ノア、アクアが6月はトップ10外となり、代わってSUV勢が順位を上げた形となった。

トヨタ勢の強さに加え、SUV需要も目立つ結果に

2026年6月の普通自動車販売ランキングでは、トップ10のうち8車種をトヨタ車が占めた。ヤリス、ライズ、シエンタ、カローラ、ルーミーが上位5車種に並び、トヨタの販売力の強さが引き続き表れる結果となった。

一方で、6月はSUV系モデルの伸びも目立った。ランドクルーザー、ヴェゼル、RAV4はいずれも5月から順位を上げ、前年比でも大きく伸長している。コンパクトSUVから本格SUV、ミドルクラスSUVまで、用途や価格帯の異なるSUVが上位に入った点は、6月の特徴といえる。

2026年6月のランキングは、トヨタ勢の強さが続く一方で、SUV系モデルの存在感が高まった月だった。今後は、ヤリスを中心としたコンパクト系モデルが上位を維持するのか、ランドクルーザーやRAV4、ヴェゼルのようなSUV勢がさらに順位を伸ばすのかが、販売動向を見るうえでのポイントになりそうだ。