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スクランブラーとカフェレーサーがまさかの融合! っていう発想がすでに勝ち。|ドゥカティ スクランブラー カフェレーサー試乗

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ん、スクランブラーなのにカフェレーサー……!? いいんです、深く考えなくても!! シルバー×ブルー(シルバー・アイス・マット)のグラフィックは往年のレーシングマシン「Ducati 125 GP Desmo」を彷彿とさせ、ネオクラシック道まっしぐら! つまり、カスタムシーンでトレンドとなっているキーワードを“全部のせ”にした欲張りな1台となっています。ダートもOKなスクランブラーはバーハンが基本ですが、そこはカフェレーサースタイルでセパハンに。しかしホイールはスポーク仕様で、なんでもありな感じですが、乗ってみるこれがなかなか秀逸なんです!!

REPORT●青木タカオ(AOKI Takao) 
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

スクランブラー カフェレーサー……146万6000円(10%税込み)

 昨今、クルマならSUVやクロカン、バイクならアドベンチャーやフラットトラックレーサーなど、車高上げ気味でダートの気配がするモデルが人気となっていますが、スクランブラーもまたその一角で強い存在感を示しています。

 まだ未舗装路が多かった1960年代、オンロードバイク(オフロード専用車がまだ存在していないので、いわゆる普通のバイク)にブロックタイヤを履かせ、フェンダーを短くしマフラーをアップタイプにしたのがスクランブラー。イタリアを代表するスポーツバイクメーカーであるドゥカティも1962年にスクランブラーを450、350、250とそれぞれ発売し、74年までラインナップしていました。

 ネオクラシック、レトロモダンブームを受け、2015年にずばり「スクランブラー」というネーミングで復活。当初は800ccモデルのみでしたが、その後400や1100も出揃って現代版もかつてのように3本立てとなっています。

 スクランブラー カフェはシリーズ共通のボア88×ストローク×66mm、排気量803ccの空冷L型2気筒2バルブデスモドロミックエンジンを搭載。シルバー×ブルーの車体色は1950年代のレーシングマシン「Ducati 125 GP Desmo」あるいは70年代に人気を博した750SSを彷彿とさせるもの。スチール製トレリスフレームも青に塗装されました。

 前後サスペンションはKYB製。フロントはインナーチューブ径41mmの倒立式フォーク、リヤはプリロード調節機構付きモノショック、アルミニウム製両持ち式スイングアームとしています。スクランブラーではフロント18、リヤ17インチの足まわりとしますが、カフェレーサーはチョット異色モデルで、軽合金スポークホイールは前後とも17インチ。ハンドルもセパレートハンドルとしました。

 ゼッケンプレートの「54」は50〜70年代にドゥカティのワークスライダーを務めたブルーノ・スパッジアーリへのオマージュ。1972年のイモラ200マイルレースでは、ポール・スマートに次ぐ2位でフィニッシュしています。

コンパクト感があり乗り手の体格問わない

 カフェレーサーといえばセパハン&バックステップで、ライディングポジションはスパルタンなほどに前傾となるのがセオリーですが、上半身の前傾は緩やかなもの。膝の曲がりもゆったりとし、リラックスした自然な乗車姿勢です。

 シート高は805mm。足着き性は良く、身長175cmの筆者が両足をおろすとカカトまで地面に届きます。ただしベッタリではなく辛うじて、あるいはうっすらカカトが浮くという感じです。とはいえ、信号待ちなどで停まるときに両足を出すことはありません。片足立ちなら余裕を持ってベッタリ地面にカカトがつきます。

 車両重量は196kgで、重い印象はなく取り回しも苦になりません。排気量800ccの大型自動二輪であることを考えると、コンパクトに感じます。ビッグバイクビギナーや小柄な人も「乗れる!」と、跨ったときの第一印象で感じるでしょう。

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