Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニュース・トピック

【排気量465cc】スポーツバイクを目指したハイエンドスクーター|SYM MAXSYM TL

  • 2020/04/16
  • MotorFan編集部 北 秀昭
このエントリーをはてなブックマークに追加
高性能な465ccスクーター「SYM MAXSYM TL」。写真はオフホワイト。

スクーター王国・台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」。最新のスポーツバイクを意識して設計された、同社の465ccスクーター「MAXSYM TL(マキシム・ティーエル)」が、いよいよ国内発売。スクーターの利便性とスーパースポーツの高速安定性を兼ね備えた、次世代フラッグシップモデルに注目だ。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

SYM MAXSYM TL(マキシム・ティーエル)……990,000円(税込)

灯火類LED / USB電源 / 可動式スクリーンを装備

ブラック
ライトグレー
ブルー

「MAXSYM TL(マキシム・ティーエル)」のデザインスケッチ。
 妥協のない美しさと技術に加え、モーターサイクルのパフォーマンスやハンドリングと、スクーターの利便性を両立させた、新世代の465ccスクーター「MAXSYM TL」。

 このモデルの特徴は、各部に最新のスポーツバイクを意識して設計されていること。フロントには倒立型サスペンション、リアにはマルチリンク式モノショックシステムを採用。また、50:50 の車体バランス、ロングタイプのアルミスイングアーム、ショートホイールベースを組み合わせることで、スポーティーなハンドリングを実現。スクーターの利便性と、スーパースポーツの高速安定性を兼ね備えた、プレミアムな1台に仕上がっている。

スポーツバイクを意識して設計。写真は外装類を取り外したところ。倒立型フロントフォーク、剛性の高いフレーム、中央にレイアウトされたエンジンなど、スポーツ性の高い、マニュアルミッション車のような車体設計に注目だ。
街乗りからロングツーリングまで幅広くこなせるライディングポジションに設定。

SYM(エス・ワイ・エム)初の2気筒エンジンを搭載!パワーは40.78馬力

 これまで単気筒エンジンモデルのみをラインナップしていたSYM。新登場の「MAXSYM TL」には、新設計の2気筒エンジンを搭載。

 水冷4ストローク並列2気筒8バルブDOHC465㏄エンジンは、リバースバランスシリンダーとマルチディスクオートマチックウエットクラッチを搭載。最大出力は30.0kW(40.78ps)/6750rpm、最大トルクは42.5Nm/6250rpm のクラストップのパワーを誇る。

見やすいメーター&便利なハンドルのスイッチ類

 中央の4.5 インチのTFT ディスプレイは、キーをオンにするとウェルカムアニメーションが表示されるトリップコンピューターを内蔵。走行距離、平均速度、瞬時の燃料消費など、実用的な情報を提供してくれる。

 表示デザインは3タイプから選択。ハンドル左のスイッチ操作で、バッテリー残量や油温などの表示に切り替えることも可能。左側にインジケーター、右側にはスピード・タコ・フューエルゲージが表示されるマルチファンクションメーターを配置。

ハンドル左のスイッチ操作で、TFT ディスプレイの変更が可能。
左右のフロントに備えられたグローブボックス。右側のボックス内にはUSB電源を内蔵。
2段階に調整が可能なウインドスクリーンは、CAE 流体力学解析によって計算された設計。
夜間走行も安心な、4灯LEDヘッドライトを採用。

 サイドスタンド使用時にパーキングブレーキが作動し、後輪がロックされるしくみ。

余裕のポジションを生み出すハンドル周り。
大容量のシート下スペース。
レーシーなフォルムのマフラーサイレンサー後端部。
タンデムでのロングツーリングも余裕でこなせるダブルシート。シート高は795mm。
LEDを採用した美しいテールランプ。

SYM MAXSYM TL 主要諸元

全長× 全幅× 全高( mm ):2,215 × 801 × 1,442mm
軸距( mm ):1543mm
最低地上高( mm ):130mm
シート高( mm ):795mm
車両重量( ㎏ ):223kg
乗車定員( 人 ):2 人
燃料消費率( 50km/h 定速走行時 ):27.0km/L
最小回転半径( m ):2.75m
エンジン型式:水冷4 サイクル
エンジン種類:DOHC 並列2 気筒 8バルブ
総排気量( cc ):465.0 ㏄
内径x 行程( mm ):65.0 × 70.0mm
圧縮比:10.8 : 1
最高出力:30kw(40.78ps)/6,750rpm
最大トルク:42.5Nm/6,250rpm
始動方式:セルフ式
燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射(EFI)
燃料タンク容量:12.5L
変速機形式:CVT
タイヤ:F 120/70R15 56H / R 60/60 R15 67H
ブレーキ形式:F 油圧式ディスク / R 油圧式ディスク
懸架方式:F テレスコピックフォーク / R ユニットスイング式
フレーム形式:パイプアンダーボーン
製造事業者:三陽工業有限股份公司
製造国:台湾

DRG=ドラゴンです。水冷158ccエンジンで最高出力は15馬力|SYM DRG BT

2年ぶりに日本復活した(日本総輸入代理店はサイン・ハウス)、台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」が放つ...

あわせて読みたい

台湾発のスポーツ系125ccスクーター、JET Sが日本上陸!|SYM

2020年1月、台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」が2年ぶりに日本復活(日本総輸入代理店はサイン・ハウス)...

あわせて読みたい

台湾のバイクメーカー「SYM」が2年ぶりに日本復活! リーズナブル系スクーターOrbit Ⅲ( オービット スリー)を新発売

電装系パーツの販売等でもおなじみの「サイン・ハウス」が、台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」の各種モデ...

あわせて読みたい

●SYM(エス・ワイ・エム)公式サイト
http://www.sym-jp.com/

●問い合わせ:サイン・ハウス(車両事業部)
https://sygnhouse.jp/

※製品の金額に誤りがありました。お詫びして修正いたします。4/27

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ