業界人コラム 改もがみ型護衛艦、オーストラリア輸出が決定! 背景にある武器輸出の“カラクリ”とは【写真・2枚目】 新型FFM(改もがみ型)のCG。オーストラリア海軍は11隻を導入し、その総額は100億豪ドル(約9600億円)にのぼる(画像/三菱重工業) 「もがみ」型5番艦「やはぎ」。対潜・対機雷戦能力に優れているが、対空戦闘能力は近接防空に限られる(写真/海上自衛隊) 新型FFMの模型。艦橋の前に32セルのVLSを備え、艦対空ミサイルを含め、さまざまなミサイルを搭載する。「もがみ」型は7番艦から16セルのVLSを装備し、1~6番艦も後日装備を計画しているが、艦対空ミサイルを使うことはできない(写真/筆者) オーストラリア海軍のアンザック級フリゲート。この艦の後継として日本の新型FFMが選ばれた。アンザック級はドイツのMEKO 200型をベースとしており、同系統のMEKO A-200型が後継の有力候補だったが日本が選ばれた(写真/アメリカ海軍) 海上自衛隊の「あぶくま」型護衛艦。1989年より就役を開始した古い艦であり、近海防衛を担う小型艦だ。日本ではまもなくお役目を終える艦だが、フィリピンへの輸出が検討されている(写真/海上自衛隊) この画像の記事を読む