耳栓、アイマスク、携帯トイレ、愛用の枕、マットレスが安眠の鍵!
快適な車中泊を担保するのは、なんと言っても快適な睡眠だ。睡眠の質が悪いと、やはり翌日に疲労が残ってしまう。それが何日も続くような旅ともなれば、数日でヘロヘロになってしまうのだ。
筆者は快適に寝られるよう、キャンピングカーにいくつかのアイテムを持ち込んで出かけるようにしている。
1:耳栓
2:アイマスク
3:携帯トイレ
4:愛用の枕
5:マットレス
順に説明していきたい。まず「耳栓」だが、これは必需品だ。高速道路の休憩施設や道の駅では、24時間ひっきりなしにクルマが出入りする。中には、エンジンをかけっぱなしにしている車両も少なくない。こうした“騒音”から自分の安眠を守る自衛手段は、何と言っても耳栓が一番だ。
「アイマスク」も持っていきたいアイテムのひとつ。窓を遮光カーテンやサンシェードで塞いでしまうのが一番だが、場所によっては街灯が朝まで点いていることがある。そんな場所でルーフファンを使うと、開口部から光が入ってくるため、窓を塞いでいても車内が明るくなってしまうのだ。そんな場合でも、アイマスクがあれば瞬時に暗闇になる。

朝までトイレで起きない…という人には不要かもしれないが、どうしても途中で起きてしまうという人には「携帯トイレ」が意外と役立つ。トイレがある施設に泊まった場合でも、トイレまで歩くと脳が覚醒してしまう。その後で寝付くのに苦労する人は少なくないのではないだろうか。
大腿部の筋肉を動かすと脳が覚醒しやすいメカニズムがあるらしく、歩くと目が覚めてしまうのだ。携帯トイレがあれば車内で用を足せるし、雨の日は車外に出ないで済む。車内で用を足すことに抵抗を感じる人もいると思うが、ポータブルトイレも含めて、快適性を大きく向上させてくれる装備ということを知っていただければと思う。
快眠に大切なのが、「愛用の枕」。よく「枕が変わると眠れない」というが、まさにそれだ。家で使っている枕を持っていくことで、睡眠の質が大いに変わるのは筆者が実証済みである。枕は携行品としては大して邪魔になるものではないので、ぜひ持っていきたい。
寝具は全般的に快眠の元になるので、できるだけ普段と同じものを使いたいところだが、ベッドで寝ている場合はそうもいかない。そこでこだわりたいのが、「マットレス」だ。キャンピングカーによっては低反発・高反発のマットレスを標準で装備している場合があるが、大抵はシートのクッションそのままだったり、クッション材が最低限であることが多い。

身体の形状に合わせてマットレスが沈み込むことで、腰痛など身体の痛みを防ぎ、快眠に繋がるのだと思う。筆者は安物ではあるが、家で使用しているマットレスを車中泊にも持っていくようにしている。これにより、長期間の旅でも疲労が大幅に減少した。
さらに睡眠の質にこだわるなら、ミズノの本格的マットレスに注目したい
年頭に開催された『ジャパンキャンピングカーショー2026』において、興味を惹かれる就寝用マットレスを見つけた。ミズノスリープの『リフルマットレス900』だ。スポーツ用品メーカーのミズノが作ったマットレスで、車中泊に向いていると思えるいくつかの特徴を持っている。

まずその素材だが、高反発網状素材「リフル」の3層構造となっている。この構造で高いフィット感と体圧分散を実現しているのだが、さらに身体の部位に合わせた6つのゾーンごとの形状を採用しているのも特徴だ。
車中泊に特に向いていると思えるのは、3つ折りもしくは6つ折りでコンパクトに折り畳めるのと、カバーだけでなく中材まで水洗いできること。使わない時に小さくできるので、車内をダイネットにした時に邪魔にならない。別売りのケースを使えば、車内外への持ち運びもカンタンだ。

さらにカバーを外して中材も水洗いができるので、常に清潔に使うことができる。小さなお子さんやペットがいる場合も安心感が増すはずだ。高機能なマットレスは巷に多く出回っているが、なかなか丸ごと水洗いできるものは少ないのだ。ちなみに同じ素材を使った枕もラインナップされている。
車中泊だからといって寝袋で寝ている人をよく見かけるが、屋外ではないからこそいい寝具を使いたい。特に晩秋から冬は掛け布団も大切だ。羽毛布団や毛布を使えば、FFヒーターなしでも温かく寝ることができる。夏場はエアコンが欲しいところだが、マットレスが高品質なだけで睡眠の質は大幅に向上するだろう。
今度の車中泊、ぜひ睡眠グッズにこだわってみてほしい。確実に、旅の快適度がアップするはずだ。
