三菱自動車は、ラリーにインスパイアされたピックアップトラックの、ティザー画像公開した。

三菱トライトン レイダー ティザーイメージ

オーストラリアで開発されたピックアップトラック『トライトン』の新型フラッグシップモデル『トライトン レイダー』は、よりシャープで高性能なオフロード性能を追求したモデルだ。

三菱 ラリーアート トライトン

同社は、「ラリーレイド競技にインスパイアされ、オーストラリアのエンジニアリング技術を核として開発された新型『トライトン レイダー』は、発売前の最終テストプログラムの一環として、過酷な条件下で、伝説的なフリンダース山脈(砂嵐でおなじみのアーカルーラを含む)走破に挑戦しました」と説明している。

また三菱は、このモデルをこれまでで最もオフロードに特化したユーティリティトラックとして売り出しており、昨年のアジアクロスカントリーラリーで優勝した大幅に改造されたトライトンなど、ラリーレイドマシンからインスピレーションを得ている。

公開された一枚の影絵のようなティザー画像からは、レイダーはトライトンGSRをベースに開発されていることがうかがえるが、外観上の変更がどの程度かは不明だ。現在確認できる最も目立つ変更点は、フロントバンパー下部のブラックアウトされた部分だ。

その他の部分では、グリル、張り出したフェンダーフレア、スポーツバーといったGSRの特徴はそのまま引き継がれており、サイドには目立ったデカールもない。そのため、特にブラジル限定モデルのトライトン・サバナと比較すると、比較的控えめな印象を受ける。サバナは、シュノーケル、ルーフラック、ロックスライダーといった装備で、オフロード性能をより強調していた。

スタイリングの変更は控えめだが、現地仕様にチューニングされたサスペンション、アンダーボディの保護強化、オールテレーンタイヤを装着した新しいホイールセットが採用されると予想される。

エンジンは、お馴染みの2.4L ツインターボ4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力204ps/150kW、最大トルク470Nmを発揮するものと予想される。トランスミッションは6速オートマチック、駆動方式は三菱の高性能なスーパーセレクト4WD-IIが組み合わされることが濃厚だ。

トライトン レイダーは今年後半にオーストラリアのショールームに登場し、ラインアップの最上位モデルとして位置づけられる予定となっている。価格は現行のGSR最高価格6万6990豪ドル(約749万円)を上回るものと予想される。

市場でのライバルは、メカニズム的に類似した日産ナバラ プロ4X ウォリアー、いすゞD-MAX ブレード、トヨタ ハイラックス ラギッドX、マツダ BT-50 サンダーなど日本メーカーの競合モデルがズラリとひしめいている。