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【CarGoodsMagazine】

カーオーディカスタムが難しいと思ったらアレコレ考えずにこれ一択

この製品は、いわゆるDSP(デジタル・サウンド・プロセッサー)だが、難しい機材ではない。むしろ逆で、カーオーディオにまだ本格的に手をつけたことのない人が、最初に触れるべき存在といってもいいのではないか、と思う。

純正オーディオで物足りなく感じるのは、スピーカーの真ん中に座れないことや、ガラスや内装材の反射も強く、音が乱反射したりする。そんな中で、純正のシステムではコストや汎用性を優先しているため、音場を厳密に整えるところまでは手が回らない。その結果、ボーカルが遠く感じたり、低音が膨らんだり、高音に違和感があったり。音が左右のドアから鳴っているだけで、音楽が“空間”として立ち上がらない。

DEQ-2000Aは、その乱れを整理する装置だ。まず大きな役割はイコライザー補正。音楽はスピーカー目線でいうなら低音・中音・高音のバランスで成り立っているが、純正状態ではそのバランスが崩れていることが多い。DEQ-2000Aは周波数ごとに細かく音量を補正し、過不足を整える。結果として、ボーカルが前に出て、ベースが締まり、シンバルが自然に伸びたりする。

入力ソースは、スピーカー(4ch)もしくは RCA(4ch)、そしてBluetooth。出力ソースはスピーカー(80w×4ch)、プリアウトRCA(6ch)。入出力チャネルを絞ることで、リーズナブルな製品を実現。
本体の接続は、純正オーディオのスピーカー出力から経由させることも可能。つまり新旧問わず多くのクルマに搭載がしやすい。それでいて80w×4chの大出力を得られるのも大きな魅力。

音像を飛躍的に修正するタイムアライメント

さらに効果が分かりやすいのが、タイムアライメントだ。運転席から見れば、左右スピーカーまでの距離は違う。近いスピーカーの音をわずかに遅らせることで、耳に届くタイミングを揃える。これを行なうと、音像が一気に整う。ボーカルが、まるで目の前で歌っているように感じられる。

そしてエントリーユーザーにとって最大の安心材料が、車種別チューニングデータの存在だ。車室内の形状は車種ごとに異なり、ガラス面積やスピーカー位置も違う。本来なら細かな測定や調整が必要になるが、DEQ-2000Aはスマートフォンアプリと連携し、車種ごとの最適なデータを呼び出せる。また横比較をするならば、4〜5万円クラスのエントリーモデルの中で80W×4というハイパワーな最大出力も、見逃せないポイントだろう。

カロッツェリアのカスタムフィットスピーカー。ベーシックモデルTS-F1750S。価格はオープン(実勢価格:1万8400円/税込)。17cmセパレート2ウェイスピーカーで、オープンアンドスムーズのサウンドコンセプトに基づき、トゥイーターの再生周波数域を中音まで広げている。DSPの効果を期待するにもぜひ装着したい。さらに上位モデルもラインアップしている。

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