〝ぼっち〞が楽しいご近所旅 有野さん流実スクの楽しみ方

「てらいも力みも威張りのカケラもない、自然体を極めたフォルムが最高なんだよねー」。アリノ画伯のこの発言こそが、先代アドレス125の美点を正確に表現している。肩肘張らないことの楽チンさと、そのことで見えてくる等身大の自分。愛車への思いは乗るほどに強くなる。「カブはもちろん好きだけど、運転のイージーさはアドレスに軍配」
そんな相棒を連れ立ってのキャンプ旅は最高にリラックスできると鼻息荒い。フラットシートは体重移動しやすいし大きい荷物の積載もカンタン。リヤキャリアも長さがあるのでバッグを自由な位置に積むことができる。もちろん足つきも良好だ。「でも一番のお気に入りはピカールで磨いたクランクケースカバー。ほら、艶々ピカピカでしょう?」そう言って笑うアリノさんだが、常人にはなかなか理解しがたい。でも……なんだか楽しそうでイイね!

ATSUSHI ARINO 有野篤

モトチャンプ誌にて連載「つれづれカブぐらし・ときどきアドレスちゃん」を描いたりしているが、基本どノーマル派ゆえ毎月ネタ出しに困る自称・ポンチ絵描き。トミカ集めも大好き。
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ノンビリと10時にLET’S GO!

アリノさんの自宅から目的のキャンプ場まではわりと近い。ミニマムなキャンプ用品を荷造りしてスタート。遠くの絶景より近くの気やすさを選びたい。

峠は急がずスルスル~っと♪

トルクフルなエンジンゆえ峠でも意外と速いアドレス125。それでもかっ飛ぶよりはたおやかに流す方がずっと性に合っている。とくに急ぐわけでもなし。

キャンプ場到着の勢いでテント設営へ

昭和モノのマイテント。機能はさておき、ポールの連結がすぐに外れるので設営にやや手間取る。この時ばかりは「二人いればねえ」。慌てない、慌てない。

向かったのは南アルプス!

訪れたのは、南アルプス市の伊奈ヶ湖にあるキャンプ場「グリーンロッジ・テントサイト」(山梨県南アルプス市上市之瀬1760)。今回は撮影のためにテント脇にバイクを停めさせていただくことができたけれど、普段はサイトの横にある専用駐車場に駐輪してね!

愛車をながめつつひとしきり読書

ややこしいテント設営後、ランチまでのひとときは林間読書でリラックス。あの懐かしの名著、島英彦『オートバイの科学』を読みふける風のアリノさん。

手間をかけずに2品をサラリと調理

アリノさんが手際よく作るのは、鳥もも肉の塩麹漬けバジル添えとインスタントのパクチーラーメン。さらに乾燥パクチーを足すあたり、かなりの通。

まとめ アリノ’sキャンプ、こだわりポイント!

●1 設営しにくさはご愛嬌な昔の太陽テント
●2 寝袋マットはこれで十分なチョー安物
●3 シュラフは昭和年式のダンロップ製
●4 グランドシートは“ ブラック”シート
●5 継ぎ手がメタル製で頑丈な安価チェア
●6 中国から通販で取り寄せたフロアマット
●7 地味な純正キャリアはめちゃ優れもの!

●SUZUKI アドレス125(フラットシート仕様)
2017年に発売されたアドレスV125の後継モデル。トルクフルな空冷ロングストローク(52.5×57.4mm)エンジン、前12/後10インチタイヤを装備した。

自然体を極めれば実スク!ナチュラルスタイルを楽しもう

※この記事は月刊モトチャンプ2024年9月号を基に加筆修正を行っています

【モトチャンプ編集部】