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今日は何の日?■ハイブリッド専用車となった9代目アコードをマイナーチェンジ

2016(平成28)年5月26日、ホンダはハイブリッド専用の上級セダンである9代目「アコード」のマイナーチェンジ(MC)を実施した。内外装の刷新とともに安全性能の強化。さらにハイブリッド(SPORT HYBRID i-MMD)モーターの小型・高性能化によって、低燃費と高性能化を両立させた。
ハイブリッド専用モデルとなった9代目アコード

初代アコードは、「シビック」よりワンクラス上のアッパーミドルモデルとして1976年5月にデビュー。初代から海外市場を意識し、1981年9月にモデルチェンジした2代目は、日本メーカーとして初の米国現地生産を始めた。
その後、アコードは市場の変化に対応して徐々に大きく上級化し、2000年を迎える頃には上級セダンへと変貌した。9代目アコードは、2013年5月に国内販売が始まり、最大の特徴はハイブリッド専用モデルになったことだ。採用されたハイブリッドは、ホンダ初の2モーター方式“SPORT HYBRID i-MMD”である。

それまでのホンダのハイブリッドは、1モーター式のマイルドハイブリッド“IMA”とDCTを使った“i-DCD”だったが、i-MMDは2.0L 直4 DOHC VTECエンジンに発電用と駆動用の2つのモーターを組み合わせたシリーズ・パラレルハイブリッドである。これにより、ひと回り小さいプリウスに迫る驚異的な燃費30km/L(JC08モード)が達成された。



車両価格は、365万円(LX)/390万円(EX)に設定。セダンが低迷する中で燃費の良さをアピールした9代目アコードハイブリッドは順調なスタートを切ったが、その後はセダン不人気の煽りを受けて販売は右肩下がりとなってしまった。

マイナーチェンジで商品力アップを図った9代目アコード

2016年5月のこの日、ホンダは9代目「アコード」のMCを実施。内外装の刷新と安全性能の強化とともに、モーターの小型・高性能化によるハイブリッドの改良が加えられた。


まず内外装については、フロントにインラインタイプのフルLEDヘッドライト及びLEDフォグライト、リアにLEDストップライト/LEDテールランプが採用され、インテリアについても木目調パネルの色柄変更や専用スポーツシートによって高級感が増した。

パワートレーンは、モーターやバッテリーを新設計し、小型・軽量化とハイパワー化を両立させた最新式の“SPORT HYBRID i-MMD”を採用。これにより、システム全体の最高出力は215ps(←199ps)に向上し、パワフルになった走りとともに燃費はJC08モードで31.6km/L(←30.0km/L)に改善された。
また、先進の安全運転支援システム“Honda SENSING”を標準装備。加えて、高度光ビーコンを使用した信号情報活用運転支援システムに世界で初めて対応。交通信号のさまざまな情報を通信により取得しメーター内に表示することで、より安全で円滑な走行をサポートできるのだ。その他、“Hondaインターナビ”を標準装備、さらに、iPhoneのさまざまなアプリを車内で使える“Apple CarPlay”にも対応できた。


車両価格は、385万円(標準)/410万円(上級)に設定された。
その後、ホンダのフラッグシップセダンとなったアコード
その後「アコード」は、2020年2月に10代目にモデルチェンジ、2024年3月には11代目へと進化を続けている。
一方、長くホンダのフラッグシップセダンとして君臨してきた「レジェンド」は、1985年11月にホンダ初の3ナンバーモデルとしてデビュー。その後4代目が2012年7月まで国内販売したが一旦販売休止。2015年に1月に3モーターハイブリッド“SPORT HYBRID SH-AWD”を搭載してハイブリッド専用となった。2021年3月には、世界初となる自動運転“レベル3”の「レジェンド Honda SENSING Elite」が発売されて大きな話題となったが、2022年1月には国内販売を終了した。
このような背景から、現在ホンダの国内高級セダンのフラッグシップは「レジェンド」から「アコード」へバトンタッチされた。ちなみに、2024年3月にデビューした11代目「アコード」のボディは、全長4970mm×全幅1860mm×全高1450mm、ホイールベースは2830mmと、先代モデルよりも全長が75mm伸び、リアのトレッドが10mm幅広くなって堂々たるフラッグシップセダンとなっているのだ。
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「アコード」は北米では相変わらずの人気セダンだが、日本ではセダン市場が縮小し、クルマの良し悪しとは無関係に販売台数は低迷している。そういった状況で、日本での販売停止といったネガな噂も聞こえるが、数は少なくてもホンダの最新技術を見せるブランドの象徴として今後も輝いて欲しいものだ。
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