ロールを抑えて乗り味は上質!

GRヤリスに最適化されたKW V3

数多くのスポーツカーで純正サスペンションの開発も手掛けるKWが、GRヤリス向けにラインアップするのが『V3』だ。サーキット志向のクラブスポーツシリーズとは異なり、こちらはストリートパフォーマンスモデルという位置付け。日常域での快適性を犠牲にすることなく、スポーツ走行性能も高次元で両立した万能型サスペンションとなっている。

最大の特徴は、伸び側16段、縮み側12段の独立2ウェイ減衰力調整機構を採用していること。KW独自のバルブシステムにより、それぞれを個別にセッティングできるため、ドライバーの好みや走行ステージに合わせた細かな調整が可能だ。さらに、ステンレス製シェルケースを採用することで高い耐久性を確保し、長期間にわたって安定した性能を維持する。

GRヤリス用は純正アッパーマウントを活かす設計とし、フロントには専用の樽型スプリングを採用。ツインチューブ構造ならではのしなやかなストローク特性によって、低速域での快適な乗り心地を維持しながら、高い操縦安定性を実現している。

デモカーの足元にはアドバンレーシングRZ-F2(18×9.5J+45)とアドバンAPEX V601(255/35R18)を装着。V3はディレッツァZⅢやミシュラン・パイロットスポーツ4クラスのハイグリップラジアルを想定したセッティングとなっており、ストリートからワインディングまで幅広いシーンで高いパフォーマンスを発揮する。

ブレーキにはイシカワエンジニアリングのiSWEEPブレーキパッドを装着し、サーキット対応の「iS3000」を組み合わせることで、足回りだけでなく制動性能も抜かりなく強化されている。

実際に試乗した谷口信輝選手も、その完成度を高く評価する。

「スプリングレートはかなり柔らかめなんだけど、実際に走るとロールがしっかり抑えられていて、クルマをきちんと支えてくれる。それでいてギャップの収まり方はすごく自然でしなやか。GRヤリスは純正サスペンションもよくできているけど、KWはセッティング幅が広く、ストリートからサーキットまで幅広く対応できるのが魅力だね」。

純正サスペンションの美点を活かしながら、ワンランク上の走りを実現するKW V3。世界中のスポーツカーオーナーから支持される理由は、GRヤリスで味わう走りからも十分に伝わってきた。

●問い合わせ:KWオートモーティブジャパン TEL:075-771-7351

「まるで魔法の絨毯のようだ!」プロドライバーも舌を巻くKWサスペンションの実力に迫る

ポルシェやBMW、メルセデスAMGなど数々のハイパフォーマンスモデルに純正採用され、国内ではGRスープラ・ファイナルエディションにも採用されたKW。そんな世界トップレベルのサスペンションブランドが、FL5シビックタイプRに投入したのが『V3クラブスポーツ』だ。サーキット走行を見据えた高い戦闘力と、KWらしいしなやかな乗り味を両立した注目のセットアップをチェックする。

【関連リンク】
KWオートモーティブジャパン
http://www.kwsuspensions.jp/