前後のフェンダーを取り払い、スッキリとした印象に。レッグシールドは上部を緩やかにカットし、フリスコらしい軽快なスタイルへ仕上げている。

乗り続けているからこそ生まれる存在感

クラシカルな昭和テイストと正統派フリスコスタイルが融合し、不思議な雰囲気を醸し出すこちらはスーパーカブ50カスタムがベース。リヤ周りは樹脂製フェンダーを取り外しただけの純正ショートテールとし、フロント周りもフェンダーやフォークカバーを取り外してスッキリと仕上げている。

ハイステップ化に合わせてブレーキペダルもアップタイプをワンオフ製作。鎖を溶接して湾曲させたペダルは、見た目のインパクトと操作性を両立している。

ステップは上側エンジンマウント部分へ取り付けてハイステップ化。クラシカルなサドルシートや左右を切り詰めたロボットハンドルなど、街中をスイスイと駆け抜けるフリスコらしいスタイルとなっている。

作り込まれたのではなく、使い込まれた味

オーナーの川又さんは、このカブで10年以上通勤を続けているという。いい感じのヤレ感は、わざと作り込んだ演出ではなく、長年乗り続けたことで生まれた自然なエイジングそのもの。

クラシカルなサドルシートとシンプルなショートテールが、フリスコスタイルらしい軽快なリヤビューを演出。長年乗り込まれた自然なヤレ感も、このカブならではの味わいだ。

使い込まれた風合いとフリスコスタイルが絶妙にマッチし、このカブだけが持つ独特の存在感を放っている。これもスーパーカブならではの魅力のひとつだろう。

ディテールチェック

シフトは2か所のリンケージを介したハンドシフトへ変更。メインキーはリヤサスピボット前へ移設し、操作性と見た目を両立している。
ウインカーやインジケーター、ライトスイッチをセンターへ集約。鉄板から切り出したワンオフステーにスピードメーターを取り付け、コンパクトなコックピットを構築している。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.13」
■日時:2022年10月3日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


【モトチャンプ】