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今日は何の日?

■女性向けのコルト・ブルームエディション登場

2003年7月30日にデビューした三菱「コルト・ブルームエディション」

2003(平成15)年7月30日、三菱自動車は2002年11月にデビューした新型「コルト」の女性向け特別仕様車「コルト・ブルームエディション」を発表(発売は8月21日)した。ブルームエディションは、女性が企画し、お洒落な内外装と女性の趣向に合った装備を付加した女性のためのコルトである。

60年以上前にコルト600で初めてコルトの名前が誕生

コルトという車名は、三菱にとっては1962年6月に誕生した「コルト600」以来、三菱自動車(当時は三菱重工)黎明期、成長期を通じて基幹モデルとして長く人気を獲得した由緒ある車名である。

1962年6月に初めてコルトを名乗った三菱「コルト600」

三菱が初めて独自開発した小型乗用車「三菱500」は、1955年に通産省が乗用車の開発を促進するために提唱した“国民車構想”に基づいて開発されたモデル。その三菱500の後継が、初めてコルトの名を冠した4人乗り2ドアセダンの「コルト600」だった。

パワートレーンは、最高出力25ps/最大トルク3.8kgmを発揮する594cc空冷2気筒OHVエンジンと3速MTの組み合わせで、駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトである。

1970年10月にデビューした三菱「コルト ギャランGTO」

その後、初の4ドアセダン「コルト1000」などコルトシリーズが展開され、1969年12月に三菱を代表するセダン「コルトギャラン」、1970年10月の名車「コルトギャランGTO」と続いたが、ここで一旦コルトの車名は途絶えた。

24年ぶりに復活したコルトは、ダイムラー・クライスラーがデザイン

2002年11月にデビューした三菱「コルト」。コルト600とツーショット!

コルトギャランGTOの販売終了から24年後の2002年11月に新型「コルト」がデビューし、コルトの名が復活した。2000年3月に、三菱はダイムラー・クライスラーと資本提携し、実質的にはダイムラー・クライスラーグループの一員となっていた。

2002年11月にデビューした三菱「コルト」
2002年11月にデビューした三菱「コルト」のリヤビュー

そのような背景からコルトのデザインは、ダイムラー・クライスラーから派遣されたオリビエ・ブーレイが担当し、ワンモーションのシンプルなフォルムを採用。フロントマスクには、スリーダイヤモンドマークを中心にしたグリルや立体的なヘッドライトを組み込み、リアにかけて流れるようなラインで構成された。

2002年11月にデビューした三菱「コルト」に搭載されたエンジン

パワートレーンは、MIVEC(可変バルブ機構)が組み込まれた最高出力90ps/最大トルク12.3kgmを発揮する1.3L、98s/13.5kgmの1.5L 直4 DOHCの2種エンジンとCVTの組み合わせ。駆動方式は、当初はFF(4WDは追加)のみ。

2002年11月にデビューした三菱「コルト」のコクピット

また販売促進のため、三菱として初めて“カスタマー・フリーチョイス”を採用。内外装やシート形状、装備類に至るまで、ユーザーの選択の自由度が上がった。

2002年11月にデビューした三菱「コルト」の乗降性

車両価格は、104.3万~129.0万円(1.3L)/116.3万~149.5万円(1.5L)に設定。販売促進活動の効果もあり、発売1ヶ月の受注台数は1万5000台を超える好調なスタートを切った。

女性スタッフが提案・企画した特別仕様車ブルームエディション

三菱「コルト・ブルームエディション」

コルトデビューの翌2003年7月、お洒落な内外装と女性の趣向に合った装備をもつ特別仕様車「コルト・ブルームエディション」がデビューした。ブルームエディションは、女性の意見をクルマづくりに反映させることを狙って立ち上げられた女性6名で構成された“FM-Seeds(Female Marketing Seeds)”が、女性の趣向を分析して企画・提案を行ない、女性が心地よく使いやすいクルマを目指して開発された。

三菱「コルト・ブルームエディション」のリアビュー

エクステリアは、ボディ同色フロントグリル、リアゲートにブルームエディションのエンブレムを配し、ボディカラーは専用色のミディアムパープルメタリックとウォームホワイトパールを設定。インテリアについては、シートに真っ白な専用本革調シートカバー、センターパネルの両サイドを白木調パネルでドレスアップし、落ち着いた高級感のある空間が特徴だった。

三菱「コルト・ブルームエディション」のアクセサリーボックス
三菱「コルト・ブルームエディション」のエアフィルター

また装備では、車内温度の上昇と日焼けを防ぐ“UV&ヒートプロテクトガラス”や排ガスやタバコの臭いなどを除去する“クリーンエアフィルター付きオートエアコン”を装着。またアッシュトレイは、小物入れのアクセサリーボックス、助手席下部にはバッグなどを収納できるユースフルシートなど、女性に優しい装備を充実させた。

三菱「コルト・ブルームエディション」のカップホルダー
三菱「コルト・ブルームエディション」のプチゴミ箱

パワートレーンは、1.3LエンジンとCVTの組み合わせで、車両価格は121.5万円(2WD)/139.5万円(4WD)に設定された。

三菱「コルト・ブルームエディション」の専用クッション
三菱「コルト・ブルームエディション」のフレグランススタンド

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2000年~2010年にかけては、ちょっとした女性専用車ブームが起こっていた。背景には、女性免許保有率の上昇や未婚女性の車保有率の増加、共働き世代の増加などがある。軽とコンパクトカーは、安価で扱いやすいという点で女性ユーザーの比率が高いので、コルトにも女性専用車が設定されたのだ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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