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今日は何の日?■海外で人気のトライトンを日本に導入

2006(平成18)年8月7日、三菱自動車はタイ生産のスポーツユーティリティ・ピックアップ「トライトン」の国内販売に先立ち、先行予約を開始した。トライトンは、先代の「フォルテ」、「ストラーダ」が築き上げた耐久信頼性をベースに、アウトドアも楽しめるピックアップとしてタイで人気を獲得していた。
トライトンの先代にあたるフォルテとストラーダ
三菱のボンネット型ピックアップトラックは、北米での小型ピックアップ人気に応える形で1978年9月に登場した「フォルテ」から始まった。

スタイリングは、「ギャランΣエテルナ」のイメージを踏襲し、ロングノーズ、トラック初のエアダムスカート、丸型4灯式ヘッドランプを採用。最高出力80ps/最大トルク12.5kgmを発揮する1.6L 直4 SOHCエンジンを搭載し、幅の広い前輪トレッド、ロングホイールベースとすることで優れた走行安定性が確保された。

当初はFRのみだったが、2年後にパートタイム4WDを追加。フォルテは「パジェロ」、「デリカ4WD」と並ぶ三菱4WDシリーズの一角を担った。

1991年5月には、フォルテの後継として「ストラーダ」がデビュー、日本でも発売された。ストラーダは、5人乗車が可能なダブルキャブ仕様の大型4WDボンネット型ピックアップに変貌した。

迫力ある大きなボディサイズに、サイドプロテクトモール一体型ワイドフェンダーをはじめ、ラップラウンドタイプの大型フロントグリルガードなど、数多くのドレスアップパーツを装備。室内には、ホールド性に優れるフロントシート、チルト機構付3本スポークウレタンステアリングホイール、高度計&傾斜計の2連メーターなどが装着された。
パワートレーンは、85ps/20.0kgmを発揮する2.5L 直4 SOHCディーゼルインタークーラーターボと5速MTおよび4速ATの組み合わせ。駆動方式は、パートタイム4WDだった。
ストラーダは、米国、中東、アジアでは「L200」を名乗って人気を獲得したが、日本販売は1999年末に終了した。
ストラーダの後継としてトライトン登場

ストラーダの後継として登場した「トライトン」は、2005年8月からタイで生産・発売され、約1年で5.7万台を超え、世界戦略車として欧州、豪州、中南米を含む約150ヵ国へ輸出された。日本では約1年後の2006年9月21日から販売を開始。これに際立ち、8月のこの日に300台の受注予約が始まったのだ。
“アーバンスポーツ・ピックアップ”を謳ったトライトンは、従来のピックアップにはないスタイリッシュでスポーティなエクステリアと機能的かつ快適なインテリアを持つ、4ドアダブルキャブ(5人乗り)仕様。耐久信頼性を確保するため、ラダーフレーム式ボディ、サスペンションはフロント:ダブルウィッシュボーン式、リヤ:リーフスプリング式が採用された。

パワートレーンは、最高出力178ps/最大トルク30.1kgmの3.5L V6 DOHCエンジンと4速ATの組み合わせ。海外では、コモンレール噴射の2.5Lおよび3.2L 直4 SOHCディーゼルインタークーラーターボエンジンがラインナップされていたが、国内ではディーゼルの排ガス規制が厳しかったため投入は見送られた。また、イージーセレクト4WDとリヤデフにはハイブリッドLSDを採用し、操縦安定性と乗り心地、耐久性の向上を図った。
車両価格は、モノグレードで294万円に設定。海外では人気を獲得したが、国内ではディーゼルエンジンがないことやトランスミッションが4速ATのみということで販売は伸び悩み、2011年に国内販売を終了した。
2代目は国内販売を見送られたが、3代目は国内復帰

その後、2014年11月にモデルチェンジして2代目「トライトン」がデビュー。海外では、相変わらず人気を獲得したが、日本へは導入されなかった。

3代目は、2023年7月にタイで発表・発売された。日本では、2024年2月から再導入された。日本仕様は初代同様に4ドア・2列シートのダブルキャブのみだが、彫りの深い迫力あるフロントマスクに、最高出力204ps/最大トルク47.9kgmの2.5L 直4 DOHCディーゼルインタークーラーターボを搭載。6速ATに4WD(スーパーセレクト4WD-II)を組み合わせて、力強い走りと走破性が実現された。

現行トライトンは、ピックアップトラックの域を超え、アウトドアやレジャーを楽しむアクティブ層からの支持が高く、悪路走破性や走りの楽しさや耐久信頼性が評価され、台数は限定的だがニッチ層から熱い支持を受けている。
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トライトンが誕生した2006年当時は、トライトンが国内唯一のピックアップだったが、現在はトヨタから「ハイラックス」や「タンドラ」も輸入販売されている。2000年以降、国内のピックアップ需要は急減したが、トライトンやハイラックスは、本来のピックアップとしての使い方よりも、アウトドア需要をターゲットにしている。
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