新型エルグランドが「Uber プレミアム」の対象車両に

Uber プレミアムは、上質なハイヤー車両と経験豊富なドライバーを組み合わせ、Uberアプリから配車できるサービスだ。国内では札幌市、東京23区、大阪市、京都市など9都道府県でサービスを展開。今回の新型エルグランド導入は、急速に拡大するプレミアムクラスへの需要に対応した、車両ラインナップ拡充のひとつとなる。
Uber Japanは2026年5月、国内外の旅行需要の増加などを背景にUber プレミアムの需要が高まっているとして、日産との協業を発表。Uberと提携する事業者が新型エルグランドを効率的に導入できる枠組みを構築し、車両導入を支援するとしていた。そして今回、新型エルグランドがUber プレミアムの対象車両として実際に運行を開始することになった。
その背景にあるのが、訪日外国人旅行者の増加などに伴うプレミアムな移動サービスへの需要拡大だ。Uberによると、Uberプレミアムは乗車数、取扱高ともに2023年比で約7倍の規模にまで拡大しているという。
なかでも需要が高まっているのが、空港への送迎をはじめ、複数人での移動や大きな荷物にも対応できる、広く快適な室内空間を持つ車両だ。Uberは今後も旅行需要が堅調に推移すると見込んでおり、複数人が荷物とともにゆったり乗車できる車両へのニーズは、さらに拡大するとみている。

「プライベートラウンジ」のような移動空間を提供

Uber プレミアムに加わる新型エルグランドは、「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」をデザインコンセプトに掲げ、プレミアムミニバンとしての快適性を追求している。Uberでは、その高い静粛性と「プライベートラウンジ」のような快適な室内空間を、Uber プレミアムとの親和性が高いポイントとして評価している。
Uber Japan株式会社 コミュニケーションディレクターの今井久美子氏は、訪日外国人旅行者の増加などを背景に、広く快適な車両で移動したいというニーズが高まっていると説明。新型エルグランドについても、その優れた静粛性や室内空間の広さ、積載能力などを高く評価しているという。
また、新型エルグランドがラインナップに加わるメリットは、利用者の選択肢が広がることだけではない。これまでアルファードを中心としていたUberプレミアムの車両にエルグランドが加わることで、車両配備のスピードが上がり、サービスを提供できる車両台数の増加にもつながることが期待されている。
新型エルグランドの上質で静かな室内空間とUberの配車サービスを組み合わせることで、増加するプレミアムな移動需要への対応力を高める狙いだ。
なお、利用者が新型エルグランドだけを指定して配車することはできない。Uberアプリで「プレミアム」を選択した際の対象車両のひとつとして配車されるため、実際にどの車両が来るかは稼働状況などによって異なる。
