公道の正しい走り方
前にも書いたかも知れないが、前週のオートクチュールの話を思いついた場面について書いてみたい。公道では「追いつかれたら道を譲る」。クルマ趣味の大先輩からもらった金言だ。もちろん一般道ではそこまでしなくて良い。問題になるのは3車線の高速道路だ。特に120km/h制限の新東名や東北道など。仮に追越車線をけっこうな速度で走っていた(それ自体、すでにダメなんだけどね)とき、後ろからもっと速いクルマに追いつかれたとしよう。前と左側が空いているなら、さっさと譲って損はない。頑張っても一文の得にもならない。レースではないのだ。目的地が人ぞれぞれである以上(ここでオートクチュールの話を思いつく)、先頭を走るメリットなど何もない。気持ちよく譲ってあげなさいと思う。
そもそも、できるだけ左側を走っていれば良いだけの話だ。つい先日も新東名でガンガン飛ばしている旧型エルグランドがいて、ナンバーの数字もイキった字光式だったから、これはヤカラに違いないと傍観してみれば、これがむやみやたらと速いけれどマナーが良かった。3車線がすっかり空いた区間では最も左を走り、前に追いついたら真ん中へ移り、それでも前が塞がったタイミングでようやく右端へ出てくる。とても正しい。皆がこのような意識で走れば、注意散漫なドライブにならないし、遅いトラックに追い越し車線で引っかかるなんてことも減るのに。実は事故に遭う確率もぐんと下がると思う。追いつかれたら譲る、いや、その前に高速道路はキープ最レフトで走りましょ。真ん中をゆっくりもマナーとしてダメよ。
2026年8月第3週
2026年8月15日(土)晴れ

施設にいる母を見舞ってから実家へ。墓参りを済ませ、大好きな日本酒を買って帰る千代酒造の純米櫛羅 夏色生酒。夜はご先祖様に献杯で、あっという間に四合瓶が空。爺様、笑っていらっしゃるかしら。
2026年8月16日(日)晴れのち雨

世間はお盆休みの最終日。普通ならこんな日に東京を目指すことはない、のだけれど、走った。しかも「BYD ラッコ」で。朝6時半に出たのが幸いして、御殿場まで充電2回で順調に走る。御殿場の先がちょいと渋滞し始めているようだ。どうしてこんな日にラッコで走る羽目になったかというと、先週、台風のため中止になったイベントが急遽、この日に開催されることになったから。開催地は千葉県のポルシェエクスペリエンスセンター東京(PEC)。夕方から始まるイベントに向け、15時半には到着。18時からのイベントを前に、新型「カイエン」と「911 ターボS」を試す。両モデルともにシャシー制御がとてつもない。ウエット路面を気にすることなく踏んでいけた。イベント内容は「ポルシェ 959」について語る「名車研究」。夜は959のオーナー一家と木更津市内でディナー。木更津泊。
2026年8月17日(月)曇り

都内での使い勝手を知るべく、ラッコをもう少しテストしてから横浜へ返却。東京駅で編集者某とミーティングののち、新幹線に飛び乗った。奈良へ移動。奈良泊。
2026年8月18日(火)曇り

早朝から吉野(奈良)、熊野(和歌山)に向けレンタカーの「アクア」にて出発。新たなドライブルート“熊野詣コース”を開発する。お世話になった熊野三社にもお礼参りができてラッキー。結局、紀伊半島をぐるりと回って三重県津市まで。駅前の名店「ホルモンまつや」さんで、いつものお肉お任せディナー。モウ、最高。スタッフと別れ、近鉄で自宅へ。
2026年8月19日(水)曇り
夕方まで原稿。夕方から親戚の法事。合掌。
2026年8月20日(木)曇り時々雨
昼前に「BMW 330e」で東京へ向け出発。プラグインハイブリッドの3シリーズ。現行モデルを試すのはひょっとしてこれが最後かも知れないと半ば思い出作り気味に乗ったけれど、結論から言うとPHEVはやっぱりクルマとして中途半端だ。街中では当然BEVのようで、高速ではなるほどエンジン車のように振る舞うけれど、いずれもそれぞれのパワートレインを単独に持つ上等レベルのクルマに比べて、仕上がりレベルは一段落ちる。乗り心地だとか、加速のスムーズさとか、クルマとの一体感とか。街中使いが多い人は必然的にBEVを選ぶようになると思うし、長距離派は電池軽めのよくできたハイブリッドの方が良いだろう。夕刻、東京着。某ブランドのスタッフとディナー。都内泊。
2026年8月21日(金)曇り


朝からBMWジャパンの汐留本社へ。これまで何度もチャンスがありながら逃してきた「iX3」の試乗がようやく叶った。21世紀のノイエクラッセ第1弾、と言うわけで、BEVとしての動的クオリティの高さに圧倒された。バカ速を卒業したウルトラスムーズな加速にBEVの新たな魅力を感じる。安定したコーナリングも素晴らしい。これはセダンが楽しみになってきた。午後から三田で「プジョー 3008e」を駆り出し、京都へ走る。このところ電気自動車での往復ばかり。この先も3モデルほど続きそうだ。
2026 8/15〜2026 8/21
走行距離 約1300km 試乗車数 5台
2025 11/1〜2026 8/21累計
走行距離 約4万7600km 試乗車台数 190台

