アジア最大級!“物流”に特化した総合展示会

2026年9月8~9月11日に東京ビッグサイト(東1~3・7・8ホール、西1~4ホール)で開催された「国際物流総合展2026」。17回目を迎えるこの催しは、最新の搬送・仕分け・ピッキング機器、産業車両、情報機器、ソフトウェア、AI関連製品などが集まったアジア最大級の物流総合展示会。

2026年の出展者数は約600社、ブース数は約3,600。来場登録者数は4日間合計で7万7940人に達し、広大な会場は大勢の物流業界関係者や一般客でにぎわった。

ここでは会場内で見つけた最新の働くモビリティをご紹介しよう。

開発:フジテックス/ロジカルイノベーションズ/モノリクス 車名:Carry Link(キャリーリンク)

作業者の歩く負担を無くし、運搬を劇的に効率化!

公式WEBサイト https://lplanners.jp/products/carry-link/

株式会社フジテックス(本社:東京都中野区)、株式会社ロジカルイノベーションズ(本社:東京都渋谷区)、株式会社モノリクス(本社:東京都文京区)が共同開発した、倉庫や工場における搬送業務を効率化する台車牽引ソリューション『Carry Link(キャリーリンク)』。

倉庫や工場では搬送や仕分けのため、作業員が1日に長距離歩くのは当たり前。荷台を押して歩く作業は、年配者や女性には身体的かつ精神的な負担が大きく、生産性の低下や離職率の上昇を招いてしまう。

近年ではインターネットショップの需要が大幅に高まり、ターミナル倉庫での人手不足も大きな問題となっている。

この課題を解決する手段として、これまでAMR(自律走行搬送ロボット)やAGV(無人搬送車)が注目されてきた。しかしこれらの導入には高額な初期費用に加え、大規模な倉庫のレイアウト変更が必要となるため、多くの企業にとって大きな障壁となっていた。

キャリーリンクは革新的なモビリティ「セグウェイ」の技術を活用。既存の台車に接続するだけで、作業員の歩行負担を大幅に軽減し、搬送業務を省力化。また初期費用や大規模な工事が不要のため、導入したその日から人手不足の解消と生産性向上に貢献。

また作業員の歩行負担を最大9割削減し(メーカー調べ)、作業効率と安全性を飛躍的に向上させるとともに、従業員にとってより働きやすい職場環境を創出する。

タイプは小径タイヤの250kg牽引タイプと、大径タイヤの500kg牽引タイプの2種類あり。

Type 500kg

肉厚の8インチブロックタイヤ(サイズは19×7-8)を装備

航続距離30km
最高速度6km/h
充電時間5時間
重量治具を含めて約75kg
公式WEBサイトhttps://lplanners.jp/products/carry-link/

Type 250kg

小回りの利く旋回半径=1m仕様

寸法L 2100mm × W 800mm
牽引重量250kg
牽引可能台車6輪スリムカートやドーリー台車など可能
※高重量、状態の悪い車輪のカゴ台車は牽引不可
重量治具を含めて約50kg(台車は除く)
航続距離30km
最高速度7km/h 
稼働時間フル充電で8時間(使用状況により異なる)
充電時間8時間
運複数牽引固定輪台車であれば可能(要検証)
対応傾斜角2%以下 ※坂道や凹凸の多い地面での利用は不可
ブレーキ体重移動によるモーターの加速度調整、減速時 ハンドブレーキ
※急なブレーキは運転手のバランスを著しく不安定にするため非推奨
旋回半径1000mm
公式WEBサイトhttps://lplanners.jp/products/carry-link/

「キャリーリンク」はココがポイント!

直感的な操作性を発揮

左右の足による体重移動で直感的に操作できるため、特別な訓練がなく、免許証や資格がなくても運転可能。最高時速7km/hでスムーズに移動し、体重移動と補助のハンドルで安全に停止OK。

筆者も試乗してみたところ、直進・後退・左折・右折・回転などの移動は、すべて体重移動で自由自在。肉体的な疲労はもちろん、“感覚的に操作できて運転が楽しい”キャリーリンクは、作業者の精神的疲労も少ないと思った。

高い運搬能力と走行性能を獲得

最大500kg&250kgの荷物をけん引が可能。またフル充電で最大30km走行できるため、長距離や複数回の搬送も安心。

低コストでスピーディーな導入OK

既存の台車に装着するだけで使用できるため、新規の台車購入や大規模な工事は不要。導入後すぐに効果を実感でき、コストを抑えながら搬送業務を自動化できる。

CarryLink (無歩行牽引搬送ソリューション)/物流倉庫プランナーズTV